ただいま、おかえり、ハグ！ ページ19
ガチャッ
ぎゅっ！！
ドアを開けると、待ちかねたように、ハグで出迎えられた。
背を丸めて、自分よりずっと小柄な私を包み込む彼の声が……涙を誘うほどに温かく感じた。
オ「お帰り、守美ちゃん」
守「…ただいまっ、八木さん！」
顔を上げると、にっかりと満面の笑み。
私も笑みを返すと、彼は腕の力を強めて、また私をぎゅうっと抱き締めた。
オ「頑張ったね。見てたよ、素晴らしい試験だった」
守「ありがとうございましゅ……八木さン、苦しいでふ(すっごい胸に押し付けてくる…！)」
オ「嫌かい？離そうか？」
守「……個性使いすぎたのでこのままが良いでふ」
オ「そう来ると思ったぜ！」
ぐりぐり、といささか強めの頬擦りをしてくれる八木さん。
何だか可愛い。少し苦しいけれど、あったかくて嬉しい。
…けど八木さん、気付いて。
玄関の扉、開けっ放しなんです！
誰かに見られる前に閉めて！お願い！！
守「八木さん、八木さん…玄関閉めて、見られいゃう」
オ「oh！いけね！」
バタン！
オ「これで良いね。さあ守美ちゃん、たっぷり甘えて良いぞ！試験は終わった！Let's休養タイムと行こう！！私も色々と疲れたぞ今日は！！」
守「え、わっ八木さん…！」
オ「全く君ってやつは、あんなに高く飛んで！落下すること考えてなかったろ、ヒヤヒヤしたぜ！でもスゴかった！！よくあそこまで個性が使えるようになったなぁ！！」
私をお姫様抱っこして運び、ソファ(に座った彼の膝)の上に私を座らせる八木さん。
そしてそのまま、ぎゅうっとして、ぐりぐされる。
何だかお人形さんになったみたいだ…。
守「ごめんなさい……体が先に動いてました。……でもそれって、ヒーロー誰もが言うことなんですよね？」
オ「その通りだよ。でも、頼むから反省してくれよ。オジサンほんとに寿命縮んだんだから」
守「…貴方はオジサンじゃないです」
オ「こら、そうやって話そらしちゃう子は……本気HUGしちゃうぞ！((ﾑｷｯ」
守「あああマッスル級ハグゥウウウ！！」
オ「HAHAHAHAHAHAHA」
筋骨隆々の腕に抱かれて、苦しさと熱さと嬉しさに悶えて足掻く。
ついでに頬擦りもやばかった。色々とやばかった。
なでりなでり、くしゃくしゃわしゃわしゃ。
頭を撫でられ、背を軽く叩かれ、重心を彼に預ける。
力と愛情いっぱいのハグ。
これ以上のない、最上級のご褒美だった。
幸せです、甘えてその先→←皆合格！ありがとうございました！！
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咲き(プロフ) - アクトさん» トップにアップできました！イラストお待ちしています！ (2018年9月24日 16時) (
レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
咲き(プロフ) - アクトさん» 良いですよー。ただ、私自身IMELOG使ったことないので、見方さえ教えてくだされば (2018年9月24日 9時) (レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
アクト - すみません！IMELOGにあげようと思ってるんですがいいですか？ (2018年9月24日 0時) (レス) id: 4d94ffdfb5 (このIDを非表示/違反報告)
咲き(プロフ) - アクトさん» わかりました！できれば今日か明日に載せます。載せられるでしょうか…エラーが出るんですよね。原因不明…何か心当たりがあれば教えてくださると助かります(エラー出たらTwitterにでも揚げます) (2018年9月23日 18時) (レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
アクト - イラスト載せてくれるとうれしいです！髪の毛がロングなのか短めなのかわからないので(。>д<) (2018年9月23日 18時) (レス) id: 4d94ffdfb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲 | 作成日時：2018年9月11日 12時
