ひどいですね、ヒーロー志望のクラスメート ページ10
ブフーッ！！アハハハハッ！！
その緑谷君、に皆の視線が一斉に集まり、次の瞬間、あからさまな悪意のある笑声が弾けた。
生徒「緑谷ぁ！？ムリっしょ！！」
生徒「勉強できるだけじゃヒーロー科は入れねーんだぞ！」
緑「そっ、そんな規定もうないよ！前例がないだけで……「こらデク！！！」どわ！！？」
守「！！」
ボォン！！！
緑谷君の机が爆発した。
……触れたものを爆発させる個性…？
人間凶器か。
ジャ「爆豪の個性は“爆破”だぜ、絶盾。ほら、アマ〜い匂いしてるだろ？あいつの手のひらの汗腺からニトロ出てんだよ。それ爆破させてるわけ。アッブネーよなぁ」
守「どんなに個性がスゴくても…自尊心の塊はキライ……」
ジャ「(アララ)」
勝「“没個性“どころか”無個性”のてめぇが何で俺と同じ土俵に立てるんだ！！？あ”！！？」
緑「待っ…待ってかっちゃん、別に張り合うとか全然っ……本当だよ！」
椅子から転げ落ちた緑谷は、座ったまま教室の壁まで後ずさりした。
守美に当たりそうになったが、彼女が彼を受け止めようと前に出る前に、渡世が首根っこを掴んで引き止めた。
ゴッ！と痛そうな音をたてて、緑谷のもさもさ頭は壁に激突した。
それでも痛がらないのは、爆豪が恐ろしいせいか、自分の目標に自信が持てないせいか。
緑「ただ、小さい頃からの目標で……だから…それに、その
……やってみないと分かんないし…」
守「………」
勝「なァにがやってみないとだ！！記念受験か！！
てめぇが何をやれるんだよ！！？」
中傷の雨。
そんな表現が似合う、気分の悪くなるような笑い声。
守美は耳を塞ぎたくなるのをじっと堪えていた。
先生「あ、それとな。雄英受験のやつ、もう一人いるぞ」
勝「……は？」
先生「推薦な」
皆「…………はぁああああああぁぁああああああ！！！？」
ジャ「よく息続くなぁコイツら」
感心するとこはそこなのか、渡世先生。
守美は無言でそう突っ込んだ。
勝「推薦！？この時期に！？俺以外で！！？誰だオラぁ！！！！」
ボォン！！ボォン！！
ボォオオン！！！
緑「や、やめてかっちゃん！机が！「ぅるせぇ！！」わぁあ！！」
勝「俺に命令すんじゃねぇ！！どこのどいつだそりゃァ！！」
生徒「せ、先生、そいつ何組ですか！？」
先生「何って同じだよ。ほら、そこの空席の」
守「…物置になってる……！！」
はじめまして、無個性のすごい人→←こんにちは、平和じゃない！クラスメート
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あやな(プロフ) - 名前変更って出来ないんですか？ (2022年1月7日 15時) (
レス) id: 7ba9a83a1d (このIDを非表示/違反報告)
おと姫と愉快なサカナたち(プロフ) - 名前変換出来ないんですか？やってみたいです！ (2019年8月5日 15時) (レス) id: e21618e8ed (このIDを非表示/違反報告)
せつ*(プロフ) - 名前は変えられないのですか？ (2019年2月10日 3時) (レス) id: 1218d17d35 (このIDを非表示/違反報告)
咲き(プロフ) - 紅葉さん» ！！(゜ロ゜ノ)ノ すみません！ありがとうございます、すぐ直します！ (2018年12月28日 12時) (レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 急な指摘すみません！朝食は【ブレイクファースト】じゃなくて【ブレックファースト】ですよ。ブレイクしちゃダメです！ (2018年12月27日 23時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲 | 作成日時：2018年8月13日 23時
