また乱入者現る！？混乱招く彼 ページ37
オ「私が止めに来た！」
勝『は！？』
守「わっ！！なんで、ぁっ、ちょ！」
オ「すまないがもう遅い時間だ。夜の電話は控えてくれたまえ爆豪少年！では！」
勝『は、ちょ、』
ブチッ！
守「あっ！」
なんてご丁寧にその姿で。
トゥルーではなくマッスルフォームになった八木さんに携帯を取られ、そのまま会話を強制終了させられた。
守「…や、……八木さん」
オ「……守美ちゃん、私言ったはずだよね？遅い時間までやらないようにって」
守「ご、めんなっ、さい！」
思わず人形を強く抱きしめて、後ずさる。
トゥルーフォームに戻った八木さんの目は、じっとりと薄暗い。
怒ってる。
これは怒ってる時の目だ。
守「や「来なさい」……はい、八木さん」
オ「そのシワになってるの置いて」
守「…はい」
強く抱き締めすぎてシワが寄った、オールマイトの人形をそっと置いて、八木さんの方に歩み寄る。
正直、怖い。
私は下を向いて、彼を直視できなかった。
手を伸ばせば触れられる距離に来たとき、ふっと目の前に影がさした。
ぎゅっと目を瞑れば、次に私を襲ったのはお叱りの言葉でも冷たい態度でもなく、
オ「…ああ、あったかい」
八木さんの気の抜けた声と、体重をかけてのしかかるような抱擁だった。
展開についていけない。
私は目を白黒させながら、八木さんを見上げた。
何ですか、その安心しきった表情は？
怒ってるんじゃ…？
守「あの、八木さん？」
オ「守美ちゃん、今日は一緒に寝よう？」
守「えっ？」
オ「くっついて寝よ」
守「……はい、もちろん、良いですよ…？」
本当にどうしたというのだろう。
いきなり甘えたになった。
先程のお怒りはどこへ消え失せたのか。
どこに安心する要素があったのか、何に安心したのか？
疑問が消えないまま、流れるようにベッドに連れてこられる。
これが彼でなかったら立派な犯罪事件前の現場である。
八木さんはそんなことをする人ではないから、私は腕を引かれるままに、布団に潜り込んだ。
守「…じゃあ、あの、寝る前にいつものやつ、やりますね？」
オ「うん、頼むよ」
彼の左胸辺りにある、あの痛々しい傷に手を当てた。
そして私はいつものように、傷のダメージを、じわじわと拒絶していった。
私を見る彼の目はいつもより優しく、何故かどことなく切なげだった。
分かっているのに、保護者として男として→←孤独に進まないで、プライドの爆発
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あやな(プロフ) - 名前変更って出来ないんですか？ (2022年1月7日 15時) (
レス) id: 7ba9a83a1d (このIDを非表示/違反報告)
おと姫と愉快なサカナたち(プロフ) - 名前変換出来ないんですか？やってみたいです！ (2019年8月5日 15時) (レス) id: e21618e8ed (このIDを非表示/違反報告)
せつ*(プロフ) - 名前は変えられないのですか？ (2019年2月10日 3時) (レス) id: 1218d17d35 (このIDを非表示/違反報告)
咲き(プロフ) - 紅葉さん» ！！(゜ロ゜ノ)ノ すみません！ありがとうございます、すぐ直します！ (2018年12月28日 12時) (レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 急な指摘すみません！朝食は【ブレイクファースト】じゃなくて【ブレックファースト】ですよ。ブレイクしちゃダメです！ (2018年12月27日 23時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲 | 作成日時：2018年8月13日 23時
