大災厄の世界改変物語Ⅲ【HQ】 (ページ6)

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2年教室⇔土曜日ページ6

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やっとの土曜日。

なのに朝から授業なのである。

なんでも、二年生から正式にパーティを組むので、それに関する説明があるらしい

毎月、パーティにはノルマを与えられる。

それをクリアしないと、ペナルティと言う名の雑用が待っているそう

まあ、ノルマを達成しなくても優秀なパーティはあるし、卒業に影響はないらしい

極論、雑用さえすればノルマはいらないんだと言うこと。

久しぶりの2年教室を見渡すと、いつの間にやらほとんどが登校済み。

だけれど1年教室より居心地が悪いったらありゃしない

まあまだみんなの関係性を全て把握し切ったわけではないんだけれども。

どうやら、水と油の関係のところが何個かあるらしい

私にとっての孤爪さんとかかな。

「んでさ赤葦、ノルマはわかったんだけどわたし達はどうするの？」

「ノルマは意識しない。早く連携を整えることが第一優先。その過程でノルマができればなおよし」

これにはにろも縁下も一致。

ノルマには何があるかいまいち知らないからわたしにはなんとも言えないんだけど。

ノルマには、誰も受けようとしない任務だとか、そういった学園に都合のいいことばかりらしい

まあ確かによく考えられてるわ

「まあ確かに早くパーティらしくしねーと大会がやばいしな。負けるのは嫌だし」

にろがそういったのはいいが、大会があるのは初耳です。

大会って何よ

「そのうちあるんだよ。パーティごとに戦うやつ。学校行事の一環だから全員参加。」

えー、絶対私が足引っ張るやつだよね。