大災厄の世界改変物語Ⅲ【HQ】 (ページ35)

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中講義室⇔補習授業ページ35

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授業が始まって10分、ドアから入ってきた人物は…

「あ、Aがいる！」

舞ちゃ…舞。

危ない危ない、ちゃん付けしてしまうところだった

「え、もう最後なの？すごーい！ねね、私に教えてくれない？」

え、びっくり。意外。舞って攻撃魔法苦手なの？

「私ね、訳あってあんまり1年の授業受けれてないんだ～。特に攻撃魔法の授業の時にばっかり予定があって」

「あ、もしかして特別任務？そういえば2年の最初の時もいなかったよね」

「あ～そうそう！それ」

すごいな、舞。1年から指名で特別任務が入るなんて。

きっと得意なことがあるんだろう

「私もさっき出来たばかりだけど、それでいいなら…」

「ありがとう！A」

舞は飲み込みも結構早く、あっという間に2つ覚えてしまった。

Aの教え方が上手いからだよ！なんて言ってくれたけれど、そんなことない。

舞のポテンシャルが高い。

これなら一年の時に誰かに声をかけて教えて貰えば良かったのに…

そこから二人であーだこーだ言いながら考えて、ついにファイヤーボールを真っ直ぐ飛ばす方を身につけた

「やったね！」

「あとはもっとスピード上げれたらなぁ」

そんなこんなで補習の時間はあっという間に終わった。

舞がいたから楽しく出来たなぁ

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