防音室⇔魔力検査 ページ35
・
何事？と思った瞬間、ぴたりと動きが止む
「おいおい、朱雀院…」
やれやれ、と烏養先生が首を振り、ため息をつく
私は機械をよそ目に烏養先生を見ていると、先生は私をじっと見つめてきた
「残念だ」
言葉の意味がわからないまま…
ドゴオオオオオオオン
と、大爆発。
うえあええ！？
魔力察知はできたため、なんとかシールドが間に合った。
何が起こった！？
そういえば烏養先生…と思い、そちらの方を見ると、もちろん無傷。
というか残念って言ってたよね、こうなることがわかってたのか？
「あー、無事か？」
「ええ、烏養先生もご無事でなにより」
思い起こす。
今のは爆発くらいの衝撃がきたが、全てあの機械のラッパの部分から逆流してきたもの。
けれど、私の魔力ではなかった。そう、あれは…
「他人の魔力、使ったな？」
突然の烏養先生からの追及。
けれど私には身に覚えがない
自分に流れる魔力から手をかざして出したものだ
それに、以前やった時はこんなことには至らなかった
周りを見渡すと、惨劇。
壁が凹んでるところとかある。ひええ
これ、まともに受けてたらまずかったんじゃないの
きょとん、としていたからだろうか、頭をポリポリかいた先生は怖い顔をやめて、いつも通りの顔になる
「まあお前がズルするわけねーよなぁ。」
それから話を聞くと、なんともあれは、本人以外の魔力を検知すると、その分だけ自分に跳ね返ってくるものらしい。
1000倍で。
ズルする生徒とかもいるらしい。見栄を張っても意味ないけどね
「私、人の魔力の使い方なんて知りませんよ。」
「まあいーや。検査結果言うわ。あ、ちなみに反省文な。」
嘘でしょう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 178人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セラフィム(プロフ) - 甘味香涼さん» ありがたき幸せです(*´∀｀*) 私もそのうち、忙しくなって更新できなくなるかも…。出来るだけ話数ためて更新したいです。それは我が家恋しいですね…。前の悠々学園も、新しい悠々学園も私の中で生きてます！ (2018年5月20日 22時) (
レス) id: 86151c4ca6 (このIDを非表示/違反報告)
甘味香涼(プロフ) - セラフィムさん» ひっそりファンになっております|ω・*) うふふ、仕事……いま研修で家で出て、パソコン触れられないんですよね……。我が家に帰りたい。6月8日には帰れるので、その後体調良ければ修正の続きやりたいです。セラフィムさんは更新頻度高いので、読んでて嬉しいです。 (2018年5月20日 19時) (レス) id: 58cac626e0 (このIDを非表示/違反報告)
セラフィム(プロフ) - 甘味香涼さん» 甘味香涼さん！ありがとうございます（ ; ; ）まさか、あなた様からコメントをいただけるなんて…気付いた時思わず天を仰ぎました。あなた様の作品が1番楽しみです。お仕事大変でしょうが、続き楽しみにしてます！ (2018年5月20日 19時) (レス) id: 86151c4ca6 (このIDを非表示/違反報告)
甘味香涼(プロフ) - 続編おめでとうございますー！ 更新毎楽しく読ませていただいてます。理事長が何者なのか凄く気になります……続き楽しみにしてます！ (2018年5月20日 15時) (レス) id: 58cac626e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セラフィム | 作成日時：2018年5月20日 13時
