北山⇔ロック2 ページ21
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あの場所にまたロックが出現する時間になるまで
お昼休憩を目いっぱいにとって、私たちは午後の探索を開始した
午前は主にエリア1、つまりロックやロック2しか出現しないところだったらしい
今いるのはエリア3。ロック3や4も出現するらしい
高濃度の岩石が欲しいんだとか。
「すーちゃん！3×2来たぞ！」
そう言って黒尾さんは両手剣を下段から上段に構え直した
予想より近くからロック3が2体現れたらしい。これは私もキリングレンジにいるな、これ。
一歩下がってそこから抜け出そうと後ろに2歩下がったところで、気づく
「黒尾さーん、後ろに2が3体いますね」
午前の探索で感覚をつかんだからか、はたまたロックという存在を認識したからだろうか
後ろを振り返らずとも、わかる。
「2×3か！自分にもシールド張って待ってろ！」
前方を見ると黒尾さんはロック3×2体と戦闘中。上段に持ち替えた剣をズバッと振り下ろすもよけられている
「くそっ」
2体もいて、てこずっているのか。いや、きっと私のことを心配して焦っているのだろう
ただでさえ両手剣でスピードはあまりないのに、とても大振りになっている
「黒尾さん、私なら大丈夫なんで。ごゆっくり」
そう声をかけて後ろを振り返り、ロック2×3体と対峙する
目、はどこにあるのかわからないが、ロックオンされて睨まれているのがはっきりとわかる。
先ほどまでは黒尾さんが前線で、私に向けられることのなかった殺気。
そんな殺気じゃ、きかないよ
ロック2はこの距離が自分たちには不利と悟ったか、手足を引っ込めゴロゴロと距離を詰めるように転がってきた。
火属性は岩相手には相性悪そうだし…
私は攻撃魔法があんまりできないからなぁ、さあどうしたものかと試行錯誤。
ん。
黒尾さんへのシールドは絶えず忘れずに。
私は杖を前に突き出して
「ぶっ飛ばせー」
と、やる気があるのかわからないような声ではあるが、声を張ってみる
もちろん、魔法には一切関係ない。意味なし。気分の問題。
その声と同時に杖から発生したのは広範囲にわたる強い風。
ただの風。
攻撃魔法できないからね―
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セラフィム(プロフ) - 甘味香涼さん» ありがたき幸せです(*´∀｀*) 私もそのうち、忙しくなって更新できなくなるかも…。出来るだけ話数ためて更新したいです。それは我が家恋しいですね…。前の悠々学園も、新しい悠々学園も私の中で生きてます！ (2018年5月20日 22時) (
レス) id: 86151c4ca6 (このIDを非表示/違反報告)
甘味香涼(プロフ) - セラフィムさん» ひっそりファンになっております|ω・*) うふふ、仕事……いま研修で家で出て、パソコン触れられないんですよね……。我が家に帰りたい。6月8日には帰れるので、その後体調良ければ修正の続きやりたいです。セラフィムさんは更新頻度高いので、読んでて嬉しいです。 (2018年5月20日 19時) (レス) id: 58cac626e0 (このIDを非表示/違反報告)
セラフィム(プロフ) - 甘味香涼さん» 甘味香涼さん！ありがとうございます（ ; ; ）まさか、あなた様からコメントをいただけるなんて…気付いた時思わず天を仰ぎました。あなた様の作品が1番楽しみです。お仕事大変でしょうが、続き楽しみにしてます！ (2018年5月20日 19時) (レス) id: 86151c4ca6 (このIDを非表示/違反報告)
甘味香涼(プロフ) - 続編おめでとうございますー！ 更新毎楽しく読ませていただいてます。理事長が何者なのか凄く気になります……続き楽しみにしてます！ (2018年5月20日 15時) (レス) id: 58cac626e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セラフィム | 作成日時：2018年5月20日 13時
