教室⇔パーティ決め ページ2
・
教室に戻ると、みんなはもう決まったようで、それぞれの席についていた。
「よし決まったな。じゃあパーティリーダーは＿＿」
「すみません、遅れました」
先生の話をさえぎって教室に入って来た人物は赤葦。少し息が上がっているように思える
「おお、赤葦。午前いっぱいで申請来てたんだが早かったな。」
先生も驚きのスピードだったよう。半日かかる任務を9時すぎで終わらせるなんて確かに早すぎ。
でも息上がるくらいに走ってこなくても。
そんなに授業が受けたかったのか。さすが優秀って言われるだけのことはある
「話をもとに戻す。パーティリーダーは前に出てこい。そんでー」
烏養先生のパーティの決め方は何とも雑だった。まとめると
私を獲得したいパーティは小さな紙にリーダーの名前を書く
↓
獲得したくなかったらいらないと書く
↓
全部集めた小さな紙を魔法箱に入れる
↓
一枚紙が飛び出す
↓
そのパーティが獲得。当たるまで続く
というものだ。こんなグッズがあるんだ。便利なのかそうじゃないのかよくわからない
というか外れが続いたら悲しくなるかも。
「じゃあいくぞー。」
そういって箱のスイッチを入れた。スイッチでやるのか。そこは何というかアナログ。
魔法箱は透明になっているので外から中の様子が見える。うわ、混ざってる混ざってる。自動で動いてる
7秒立った時いきなり1枚の紙が上に向かって飛び出してきた。
頂点に達したのち、ひらひらと舞うように落ちる紙を先生がすっとキャッチする。
紙を私たちから見えないように静かに開き、
「朱雀院のパーティが決まった。紙に書かれたリーダー名は、赤葦だな。」
嘘。
赤葦とにろ、私を必要としてくれたんだ。うれしい。
バッと勢いよく隣のにろを見ると全然こっちを見てくれていない。それどころか私が視線を送っているのに気づいていない様子。
そのにろの視線の先にいるのは…赤葦。
なんですか。ちょっとは私にリアクションしてくれてもいいのに。
「じゃあまあそういうこった。これでパーティ決めはおしまいな。じゃあ5分後授業開始。
内容は入れ替えて、全属性魔法についてやるぞ。みんなは提出済みだが朱雀院は5分で履修組んどけ。」
そういって先生は魔法箱をもって教室を出て行った。
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セラフィム(プロフ) - 甘味香涼さん» ありがたき幸せです(*´∀｀*) 私もそのうち、忙しくなって更新できなくなるかも…。出来るだけ話数ためて更新したいです。それは我が家恋しいですね…。前の悠々学園も、新しい悠々学園も私の中で生きてます！ (2018年5月20日 22時) (
レス) id: 86151c4ca6 (このIDを非表示/違反報告)
甘味香涼(プロフ) - セラフィムさん» ひっそりファンになっております|ω・*) うふふ、仕事……いま研修で家で出て、パソコン触れられないんですよね……。我が家に帰りたい。6月8日には帰れるので、その後体調良ければ修正の続きやりたいです。セラフィムさんは更新頻度高いので、読んでて嬉しいです。 (2018年5月20日 19時) (レス) id: 58cac626e0 (このIDを非表示/違反報告)
セラフィム(プロフ) - 甘味香涼さん» 甘味香涼さん！ありがとうございます（ ; ; ）まさか、あなた様からコメントをいただけるなんて…気付いた時思わず天を仰ぎました。あなた様の作品が1番楽しみです。お仕事大変でしょうが、続き楽しみにしてます！ (2018年5月20日 19時) (レス) id: 86151c4ca6 (このIDを非表示/違反報告)
甘味香涼(プロフ) - 続編おめでとうございますー！ 更新毎楽しく読ませていただいてます。理事長が何者なのか凄く気になります……続き楽しみにしてます！ (2018年5月20日 15時) (レス) id: 58cac626e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セラフィム | 作成日時：2018年5月20日 13時
