大災厄の世界改変物語【HQ】 (ページ18)

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剣術場⇔一期一会ページ18

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「みなさんユニークな考え方が多いですね」

「えー、いいと思ったんだけどな、スーザック」

「呼ばれ慣れていないので困りますよ」

スーザックってなんなんだ、すざっくんも。ゆるキャラとかにいそうな名前だなぁ

「じゃあどんなふうに呼ばれてたのー？」

"_______"

「…普通に名前ですね。あだ名はここに来て初めてもらいました」

「「じゃあやっぱりスーザック／すざっくんで！」」

「却下します」

笑顔で話す姿、あだ名の付け方、会話の呼吸まで、やっぱり似てる。

身振り手振りまで似てるんだから恐ろしい

スガさんも木葉さんもなんてゆーか、爽やかで笑顔が眩しい。違いといえば目だろうか。スガさんは目が大きくて木葉さんは細い

「親密度が増すだろ？許可してやれってすーちゃん。」

「そうですね、黒尾さんに免じて許しま…せん」

許し、まで言い終えた時の顔を見た瞬間ダメだと思ったのでとっさに回避

おっしゃー！って言うのが伝わってきたからやめとく。

「よし、じゃあ次行くか。悪りぃな2人とも。またなー」

2人にそう言ってドアを開けて出るように促してくれる

黒尾さん、ナイスタイミング

2人にぺこっと礼だけして再び廊下に出る。次はどこに行くのかな。それにしても行く先行く先人はいるし、

「三年生率高くないですか？」

「あー、そうだな。まあ2年はほっといても仲良くなるだろ、3年は授業でしか会わねーだろうし、今のうちかなと思ってな」

なるほど、ちゃんと考えられてたんだ

「なんか失礼なこと考えてるだろ」

「気のせいです。ところでここは四年制なんですね」

「まあ確かに変わってるよな、普通三年間だしな。まあその代わりに大学が2年間になってるんだよ」

あー、冊子よく見てなかったな。ほら、私は取扱説明書とか読まない人だから

「四年生の方とまだお会いしてないんですけど、いないんですか？」

「あー…四年な。…まあそこらにいるんじゃねーの？」

なんというぞんざいな扱い。2年…赤葦やにろとは仲よさそうだったのにな

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