大災厄の世界改変物語【HQ】 (ページ11)

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南校舎⇔案内ページ11

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まだまだたくさん書いてあったけど目に付いたのはこんな感じ。

「気になるところあった？」

読み終わったところを見計らって声をかけてくれる。あ、今の間に紅茶のお代わりが注がれてる。

素晴らしい。執事に欲しい。

気になるところあったも何も、この学園の知識が皆無なので全部が謎。てゆか四年制だったんだ…まあここに長くいれるだけいい、かな

「ほぼわかりません。けどその都度聞いていこうと思います」

「ダメ、やり直し」

「わかんないからそん時そん時に聞くね」

「わかったよ。じゃあ学園回ろうか。1年生の式が終わる前に回りたいしね」

そういって席を立ち、歩く赤葦さんにトコトコついていく

ダメ出しくらった。

部屋の前の廊下はもうすでに外であり、そこから校舎らしきものが見えている。

ところどころ、凹んでいたりするのはスルーした方がよさそう

あれ、一階に降りないのかな？と思っていたら目の前に連絡通路みたいな…橋？こっちと向こうの校舎が繋がっていた

聞くと、2.4階は繋がってるんだよ、と教えてくれた。

そこを渡る。

そこから見えたのは相変わらず森だったけど、花壇も見え、見たことのあるものからないもの、色々な花が咲き乱れていた

少し、変な音が聞こえた

「今何かやってるんですか？」

「明日から授業始まるから今日が1年生の入学式。この学園についてとか長話だよ。あ、朱雀院さんも出ればよかったかな」

長話は好きじゃないけどその方が都合よかったかもなー。あんまり同じ人とずっと話していたくないし。

「まあ学園長に頼まれたしね。ちなみにさっき俺が抜けたのは、1年生の前で少し話してたんだ」

「すごいですね、そのような場でのを頼まれるなんて」

「そんなにじゃないよ。それより敬語。」

「…ごめん」

「で、まずここが南校舎ね。寮の隣。一階は全てホールになってる」

そう言って指をさしながら見せてくれた建物。今は入学式中で中は入れなかったけど、なんかとても広いのはわかった

「2階いこうか」

「螺旋階段ですか…塔に登ってるみたいですね」

「塔なら北にあるよ、けど気をつけてねそこは校舎外だから」

校舎外…？内外で何か違うのかな。というか外中の区別がつかない。外観を把握してないし

「右側が食堂、奥に図書室と________」

ドォオオオオオオオオオオオオオン

地響きのような音。わっ、めっちゃ揺れてる…？？

「…ホールか。行こうか」

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