82.バイゼル ページ45
そして、ディアンヌは小さくなり、私はレノアの姿になり、エリザベスがフードのついたマントを被ったところで、私たちは町へ出た。
バン「師匠、そのタルは?」
ホーク「昨日の分も商売せんと」
ホークが一番しっかりしてる…
キング「それにしても随分いるなぁ」
ディ「なんかはぐれそう…」
メ「はぐれんなよー!」
ホーク「イデデッ
さぁさぁおおしー樽生エールだよ〜!!
い"でぇ!!誰だケツ蹴ったのは!」
商人たち「買った買った!!腕のいい鍛冶の剣十本セット」
「これはさる王家の墓に眠っていたいわく付きの──」
メ「こりゃ探すのに一苦労だな」
バン「こんな中から探すなんて無理じゃね〜の?」
貴女「誰かに聞けばいいんじゃないの?」
キング「本当に裸エプロン…」
キング殿はバン殿の格好を見て言う。
?「探すって…一体何をお探しかね?あんたらのその格好…商人じゃないなら例の参加者かの?」
ホーク「うっわ、酒臭ぇじじい」
エリ「ホークちゃん失礼ですよっ!」
メ「例の…ってなんのことかわかんねぇけど、オレたち武器を探してるんだよ」
貴女「『誰にも扱えない武器』があるって聞いたんだけど…何か知らないかしら?」
おじいさん「『誰にも扱えん武器』とな?うしゃしゃ!じゃあ一体誰なら扱えるんじゃ?まぁ…もしそれが価値のあるもんなら例のアレに出とるんじゃないかの。ホレ、あそこじゃ」
そう言い、おじいさんは大岩を指差した。
道化男「さぁっ!年に一度のバイゼル喧嘩祭りが始まるぜーーー!!」
《オオォォォ》
道化男「武器の使用一切不可!!拳と拳で語り合いたい野郎共は今すぐ登録(エントリー)!!!」
野蛮な…そんなのあるのね…
ホーク「へーおもしろそうじゃん」
エリ「そうですね!」
キング「素手で殴り合いなんて野蛮だね…団長、こんな所に神器があるわけ…」
キング殿が振り向くと…
バン「当然エントリーするよな、団ちょ♪」
メ「今日こそ白黒つけるか、バン?」
やっぱり乗り気なわけで…
キング「ダメだよ二人共!!遊ぶより神器を見つけるのが先!!」
メ・バン「ケチ〜」
メリオダスはしっかりしてないよね…店長にしても、団長にしても…
ディ「えぇ〜面白そうじゃん!ボクもでたいな〜」
その言葉に、キング殿は戸惑い始め、メリオダスとバン殿は「ナイス!」とでも言うような顔をした。
道化男「さぁさぁ優勝賞金は金貨百枚!!副賞として───…
巨人の戦鎚!!」
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作者名:シルネ | 作成日時:2017年9月10日 20時