【七つの大罪】王女が信頼する者は大罪人～second～ (ページ16)

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54.黒妖犬(ブラックハウンド) ページ16

聖騎士見習い１・２「新しいな!!」

ホーク「えーちなみに一番の古参はこの俺で…」

ディ「ボクが看板…」

聖騎士見習い１・２「いいっ!!かわいい!!」

メ「にしし…」

……エリザベス、顔真っ赤…

聖騎士見習い１「でも、あとの二人も好みだ!!」

バン「…うそだろ」

貴女「エリザベス？顔が真っ赤だけど…？」

エリ「へ？…あぁああぁい、いえ！なんでも!!」

貴女「そう？」

………

聖騎士見習い２「よーーし、通れ!!」

私たちが話してる間に、あっちの話は終わったようで、検問は逃れた…と思ったが…

ホーク「バカで助かったな」

メ「いやーーバカに救われた」

ひょいーー…

え？

ディ「ありがとう団長ぉ～～!!!アノルたちと同じ自慢の看板娘だなんて…ボク…ボクッ！すっごくうれしい!!」

聖騎士見習い１・２ﾋﾟｸｯ「………団長？」

聖騎士見習い２「ま…まさか貴様は報告にあった子供…」

ディ「あ」

聖騎士見習い１「〈七つの大罪〉メリオダスか!?」

貴女「ハァ…さすがにバレるわよね…」

ディアンヌって…そういうとこ少し抜けてるから…

ホーク「あーあ、うちにもバカが一匹…ん？」

ﾀﾝﾀﾝ

バン「だから始末しとけっつったんだよ～～～」

!!何かの気配…

ﾄﾞﾝｯﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

その気配はすぐに私達のところまで来、あっという間に私達を囲む。

聖騎士見習いたち「くっ…何だ!?は……速すぎて姿を捉えきれん!!」

そりゃあ…聖騎士見習いじゃあ…でも、私達にも姿はハッキリとは見えない…

メ「ディアンヌ、オレを降ろせ！」

ディ「う…うん」

聖騎士見習い１「何奴!!?」

聖騎士見習い２「我ら王国聖騎士に仇なそうとする者は容赦せんぞぉ!!!」

ﾊﾞｸｯ

聖騎士見習い１「アンドレーー!!!」

ｺﾞｫｫｵｵｵｵｫｯ

貴女「聖騎士見習いが…一人食べられた…」

エリ「…え？」

聖騎士見習い１「か…くそ！こ…殺してやるーーー!!ひっ…」

ﾊﾞｸｯ

そして、もう一人も…食べられた。

ﾊﾟﾘﾊﾟﾘｶﾞﾘﾎﾞﾘｺﾘﾊﾞｷﾊﾞｷ

ﾍﾟｯｶﾗﾝｶﾗﾝﾍﾞﾁｬｯｶﾞﾗｶﾞﾗﾝ

エリ「あ…あ…」

ホーク「あわわ…やべぇよありゃ…黒妖犬(ブラックハウンド)だぜ…!!」

黒妖犬(ブラックハウンド)「グル…ルルル…」