検索窓
今日:6 hit、昨日:25 hit、合計:40,972 hit

6 ページ6











さて。
目の前で寝ている彼を起こそう。









そう、思ったのはいいけれど、









なんて呼べばいいか分からない。
……なんて呼ぼうか。









付き合っていた頃のある日、





――――ジニオッパより、ジンくんのほうが好き。






そう言われた。
その時から結婚して夫婦らしい生活を送っていた時までずっと、ジンくんだった。






でも今は、生憎そんな仲じゃない。







ぼーっと彼を眺めていると、彼が起き上がった。

頭が痛いのか、手を額に持っていくと









彼の、死んだ魚のように光を宿していない瞳が私を捕らえた。









まさか私がここに居るとは思わなかったのだろう。







途端に大きく見開かれた目。









『キムソクジン氏、義兄さn』




――義兄さんから連絡を貰って来たの。あなたと話し合いたいから、明日時間作ってもらえない?――









言おうとした言葉は




彼の唇によって遮られた。









――――――やはり、




彼の毒は私には少し刺激が強くて。

強烈な後味をのこす。









7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
設定タグ:BTS , ソクジン , ジンニム
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ERI | 作成日時:2019年4月29日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。