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「5年前に入籍していたのにも関わらず、会見が今になってからなのか。

BTSというアイドルグループの長男なのに、無責任ではないか。

応援してくださっているarmyの皆さんに不誠実ではないか。

――――そういった疑問を抱かれた方は少なくないと思います。


アイドルという職業に就いている僕にとっての"結婚"は僕の人生や妻になる彼女の人生はもちろんですが――――

BTSのメンバーや応援してくださるarmyの皆さんにも、多かれ少なかれ影響を与えてしまうものです。」






彼の言葉一つひとつに誠実さや思慮深さが垣間みえる。






「―――だからこそ慎重に事を進めることが必要でした。

結婚を考えてから彼女にプロポーズする前に先ずは事務所の社長であるパンシヒョクさんに、その旨を伝えました。

それから、メンバーである僕以外の6人と一人ひとり、個別にじっくり話をしました。


BTSとして仕事をする上で大切な時期でもありました。

もし誰か一人でも反対する人がいたらその人の思いを真摯に受け止めプロポーズの時期を考え直そうと心に決めていました。


でも、みんな温かい人達なんです――――誰一人として、反対する人はいなくて。僕の決断を尊重してくれて。


"発表は何時がいいか"
"armyの皆さんにどうやって伝えるべきか。"

まるで自分の事のように一緒に考えてくれました。」





当時を思い出して感極まったのか、 潤んできた瞳。




BTSという世界で活躍するグループの長男としての責任感、だろうか。




広い視野で物事を捉え、自分が世間に与える影響を理解した上で慎重に行動に移す。








彼の新たな一面を発見した。
私が思っていた以上に彼は大人だった。









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作者名:ERI | 作成日時:2019年4月29日 22時

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