家庭内大戦争 【stpr】

第3話 ページ5

『へ？！え？！ぅうわ！！やっば！後20分しかない！！』


朝、起きるとバリ寝坊して家を出るまで残り20分になっていた。

あ、いい忘れてたけど、今日高校の入学式でーす←


『……莉犬起こすか。』

さすがに高校デビュー寝坊だと可哀想なので、莉犬を起こすことにした


『おい莉犬！起きろ！遅刻する！』

莉犬「…んぅ〜〜………何時ぃ〜」


『だから！出発20分前！』

莉犬「あはは〜……まだ平気じゃぁん……」


『ねぇぇ！！もう私知らない！！』


莉犬が寝起き良いのか悪いのか分からない、微妙な感じなの、ガチで困る



『なな兄ぃぃ！！』

ななもり「あ！やっと起きた！今日入学式だよね！！」


なんなら起こせやぁぁ！！(心の叫び

『莉犬が起きないのぉぉ！！』

さとみ「あぁ、それなら俺が起こしに……」

るぅと「まってください莉犬は今ぐらいになって正気に戻ってるはずですよ。」




莉犬「へ？！ヤバ！！俺今危機的状況じゃん！！」

するとるぅ兄のいう通り、ドタバタと足音を立てながらリビングへ来た


莉犬「なんでA起こしてくれなかったの？！」

『起こしたわ！！バッカじゃないの？！』


ななもり「まぁまぁ、2人ともw落ち着いて、車という選択肢があるからゆっくりねw」


母「そうね、お母さん朝ごはん作ってるから準備しちゃいなさい」


『はぁーい』



莉犬「ていうか昨日Aがドライヤー使うの長かったから……」

『何よ！莉犬が先に入ったのにドライヤー使わないから躊躇ってたの！！私より前にドライヤー使ってれば良かったのよ！』


ドタバタと洗面所へと向かう


ｶﾁｬ


何が起こったかと言うと、洗面所に1つしかない"くし"を同じタイミングでとろうとしたのだ。



『ねぇぇ！！私が先に使う！！』

莉犬「俺が先ぃ！！」
ーー

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