第2話 ページ4
何とか元気を取り戻しメイクも終わらせて
待ち合わせ場所へと向かった。
今日の合コンは普通に楽しもう。
友達からは、少しは性格を隠した方がいいと言われたけど、そんなこと私には到底無理。
私は私だから。
A「お待たせ、遅れてごめんね?」
友達「A遅いよ!!!」
待ち合わせ場所に行けば私以外揃っていた。
いや、男子陣も1人遅れてる
3(男)対4(女)なんて有り得ない。
男子「大丈夫、大丈夫!こっちも1人遅れてるし!」
男子2「ごめんねぇ…?」
今のメンバーを見ればみんな優しそう…
でも、何処座ればいいんだ?
普通は女子と男子に別れるはずなのに
もう皆仲良くなったからか席かバラバラ
座敷の入口で困っていると後ろから声がした。
??「遅れたわ〜ってどうしたん?」
………………待って?
え、センラさんの声がする。
いやいやいや、有り得ない
本人なわけが無い。
さっきと打って代わり逆に緊張する。
後ろから…すぐ近くから
推しに似ている声がする。
男「遅いぞ!折原!!」
??「会議が長引いて…この子大丈夫なん?」
この子ってきっと私だよね…?
いや、後ろも振り向けないし緊張で動けないし。
本人じゃなくてもここまで声が似てるなんて
顔も見れないよ…。
A「ご、ごめんなさい…緊張してました!」
取り敢えず、席につかないとと思い
顔も見ずに謝れば奥に空いている2席の片方に座った。
って…ん?
2席って事は…
??「あ、ここやな〜何か飲みます?」
やっぱり!
センラさん似の人の隣!
流石に顔見無い訳にもいかずにそっと顔を見て見た。
その瞬間、私の瞳が黄色に包まれる。
そこには私が憧れて大好きな人が居たんだ。
間違えるはずない、何ともライブで見た顔。
浦島坂田船のセンラさんだ。
A「えっと…ハイボール…で」
センラ「あ、じゃあ俺もそれにしよ」
生で見るセンラさんの色気…半端ない…
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作者名:姫乃 | 作成日時:2020年8月3日 3時