言いたいことがある《回避》 ページ20
轟side
俺と、Aは仕事を終え、事務所に戻った
事務所には俺とAの2人しかいない
夢主「ね、ねぇ、焦凍.....」
Aは少し下を向きながら、俺の名前を呼んだ
轟「なんだ？」
俺は、カバンに荷物を入れながら返事をした
目線はカバンの中に向けられている
夢主「あーーーえっと、、」
Aが、首の後ろに手を持っていき
目を上下左右に向ける
カバンから目を外し、Aの方を見る
轟「言いたいことがあるんなら言ったらいい
なんだ？」
俺は手を止め、Aの方に体を向ける
夢主「えっと、前から気になってたんだけど
わ、私がね、ヴィランに...手を貸した時に...焦凍が
『もっと強いやつだと思ってた』
って...言ったじゃない？」
Aは、俺から目をそらす
夢主「それって.....どういう意味...なのかなって...思って...
よければ、教えて欲しい.....です」
上目遣いで俺の顔を見る
轟「そういえば...そんなことも言ったな...」
俺は少し考えた
どうすれば、Aに俺の言いたいことが伝わるか
考えた
轟「お前は昔からヒーローになるのが夢だったよな
でも、あの日公園で、
ヒーローになりたいって言ってたAが、オールマイトを殺すと言い始めた
その時に、Aの意思はそんなに弱かったんだな...
って思って.....
『もっと強いやつだと思ってた』
なんて言っちまった.....
これは、言い訳にしかならねぇが
Aがヴィランに手を貸したってことで頭がいっぱいになっちまってあんなこと言ってしまったんだ.....
あの時は、すまなかったな.....」
俺は、頭を下げた
Aは慌てたように手を横にブンブンとふった
夢主「なんで、焦凍が謝るの？
理由がわかってスッキリしたよ
ありがとう」((ﾆｺ
Aは頭を下げて礼を言ってくれた
1度、人を憎んだら、そいつを許すことはなかなかできない
それでもAは、立ち上がった
ヒーローになる道をまた目指した
そんなAに俺は憧れた
お前は弱いやつじゃない
俺が思っているよりもAは強かった
そんなお前に、俺は惹かれた
轟「なぁ、A。
俺はお前に言いたいことがあるんだ＿＿＿＿＿＿」
.
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さき - 小説全部読みました。凄く感動し、号泣しちゃいました（笑） (2018年12月9日 17時) (
レス) id: a15ef6f502 (このIDを非表示/違反報告)
菜の花(プロフ) - 暁さん» いいですよ！お話しましょう(´ｰ｀) (2018年11月25日 22時) (レス) id: 1347d92ee3 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 私の作品であれば、コメントでお話でもしませんか？。ヒロアカ短編集で今度お話しましょう！！ (2018年11月25日 22時) (レス) id: 4c84776332 (このIDを非表示/違反報告)
菜の花(プロフ) - 暁さん» よかったですすすすすす！！ありがとうございます！これからもお互い頑張りましょうね！ (2018年11月25日 21時) (レス) id: 1347d92ee3 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - わおわお！！先輩ついに終わりましたね〜いやー面白かったです！！。終わり方がスゴーーーーく上手でした！！これからも頑張ってください。お互い頑張りましょう！ (2018年11月25日 21時) (レス) id: 4c84776332 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜の花 | 作成日時：2018年10月29日 20時
