MERの影の支持官 (ページ17)

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白金大臣、話術にハマるページ17

紬サイド

おじいちゃんの孫ってだけでなーんにも出来ないとお思いのこの人
馬鹿だよね〜

紬「へぇー、白金大臣元医系技官なんだ〜」

白金「そうです。ですが、それがなにか？」

紬「え？なら、分かってんじゃねぇのかなって。この国のMERの必要性と厚生労働省が最優先にすべきものが」

そこまで言い終えてもなお、まだ俺の事を天沼の孫だからと言う目で見つめる白金

紬「なんの権限もないと思ってるとこ悪いけど、俺、じいちゃんより権力あるんだわ」

白金の目を見ながら英語で『You exist to obey me』と言い、最後は耳元で『From now on you are my wrist』と囁く

するとどうでしょう。白金眞理子が

白金「紬さん、貴方の要求はこれだけですか？」

紬「あとは各病院への応援要請とiPS細胞による心筋組織移植の許可下ろさせること…おk？」

白金「承知致しました」

紬「よし、ほら早くしないと患者が死んじゃうから認可しておいで？」

白金「はい、行ってまいります」

白金眞理子、意外と手厳しい相手だった
簡単に入り込めたと思うでしょ？
あれでも手こずってたんだよね〜

だって、普段は目を見て『貴方は私と共にくるべきだ』って言えばいいだけ
英語でなんて言わない

この能力？尚くんには使ってないよ
だって

天沼地獄から救ってくれた大事な人だから