MERの影の支持官 (ページ13)

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フルーツタルトとマシュマロページ13

音羽サイド

フルーツタルト美味ァ〜
フルーツタルトって最強だと思うの私だけですかね

尚「〜♪」

紬「あー…旦那が可愛い」

尚「可愛いだけじゃなくてカッコイイもでしょ？」

紬「カッコイイし可愛いのが尚くんなの」

…嫁が尊い
すごく尊い

デートにここ来てよかった
尊い

尚「なーに？」

紬「カッコイイから見惚れてた〜」

尚「そっかぁ」

ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！嫁が尊い！尊すぎる！
一生養うし推す！なんなら貢ぐ！

…少々取り乱しました。それにしても、涼香さんは執拗いですね〜
よし

尚「マシュマロある〜？」

紬「はい、さっきマシュマロ欲しそうに見てたから買っといた」

尚「ありがと〜。さてと、これあの物陰の人に渡してくる」

紬「あっ⋯⋯(察し)」

何かを察した妻にウインクをひとつして涼香さんにマシュマロを手渡しに行く

尚「涼香さん、前のお菓子のお礼です」

涼香「ありがとうございます！」

なんてマシュマロを手に取り走り去る後ろ姿を見ながら思った

尚「大嫌いって伝わったかな」

まぁ、伝わらなくてもこれからは見せつけるつもりだし
私の嫌いな味勉強してせいぜい嫌われる覚悟でもしておいて下さいね

紬「尚くんって案外意地悪だね」

尚「えー？そう？」

紬「直接伝えれば早いのに〜」

尚「それもいいけど、嫉妬する紬が可愛いから」

『俺、嫉妬してても何してても紬が大好きだよ』

言葉で伝えるのは紬にだけ
態度で示すのも紬にだけ

全てにおいて紬にしかしない

ただそれだけのこと