MERの影の支持官 (ページ12)

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あ、これ絶対ライバル視されてるページ12

紬サイド

あの時尚が食べたがってたガトーショコラを持ってMER待機室に向かう途中涼香ちゃんとすれ違った

筈なのに何故か着いてきてる
え、僕なんかしたァ？！怖い怖い怖い

あ、とりあえず着いてよかったァ

紬「こんにちは〜」

喜多見「あ、紬さん！どうしたんですか？」

紬「ガトーショコラ持ってきましt…尚くん、ガトーショコラは足生えて逃げないから」

尚「ん、紬補給」

こんなポメラニアンみたいな尚くんこの場でしか見れないと思う

徳丸「音羽先生の胃袋、引っ掴まれてません？」

夏梅「ん〜このガトーショコラ美味し〜。音羽先生の胃袋ががっしり掴まれてるのわかるわ」

なんて会話してるのを微笑ましいなって思えるよ？思えるんだけど、背中の圧がすごいんだってぇ！

尚「ﾓｸﾓｸ((｡´ω`｡))」

紬「もぉ、尚くん付いてるから」

尚「んんー」

紬「仕方ないなぁ〜」

尚くんの頬に着いたクリームを親指で拭ってそれを口に運ぶ
あ、よかったちゃんと尚くん好みの甘さだ

尚「ｺﾞｯｸﾝ)味見も兼ねて拭ったの？それとも牽制？」

紬「両方かなぁ」

尚「だろうね」

なんの会話だ？みたいな顔したミンちゃんと比奈先生
夏梅ちゃんは察したみたいね

夏梅「そう言えば、このガトーショコラのクリーム私のやつ味が好みだったんだけど…」

ミン「私のもです」

冬木「私のも」

紬「あぁ、それね。尚くんの甘さに合わせてたら皆食べらんなくなると思って、一人一人甘さの加減してみたんです」

砂糖をいっぱい入れた甘味よりフルーツとかチョコとかといったものが出す甘味の方が好きな旦那様

お見合いの時渡したチョコクッキーはイメージで作ったものだったから正直ドキドキしてた

けど、あの時から胃袋掴んでたんだとしたら嬉しいよね

にしても

背中に穴あきそう