4話 ページ5
復習も兼ねて話しを纏めると....
この世界は『ツイステドワンダーランド』と呼ばれる
私達の世界で科学技術が発達したように此方は
魔法が発達したようだ
そして今いるこの場所は『ナイトレイブンカレッジ』
なんでも、世界中から選ばれた類稀なる才能を持つ
魔法士の卵が集まるツイステッドワンダーランド
きっての名門魔法士養成学校....らしい
学校ということだが私達はそんな所を受験した覚えもないし、中学の時に希望高校にした覚えもない
そして、学園に入学できるのは、『闇の鏡』に
優秀な魔法士の資質を認められた者のみ
選ばれし者は『扉』を使って世界中からこの学園へよび寄せられる
うん、さっぱり意味が分からん
でもなんか凄い顔の馬車が来たのは薄ら記憶にある
ので私達は選ばれた....いや異世界人選ぶか普通？
それでいいのか
っていうか危機管理はどうなってるのだ理事長
あっ、因みに今先頭を歩きながら話している
この人はは理事長よりこの学園を預かる校長
ディア・クロウリーさん
長いので学園長って呼ばせてもらおう
とまぁこんな所だろうか
頭の中で復習してたらもう目の前にでっかい扉がある
......入りたくないなぁ、絶対目立つじゃんこれ
「違いますよ！！」
学園長の突然の大声に思わず肩がビックとした
「全くもう。新入生が3人も足りないので探しに
行っていたんです
さあ、寮分けが終わってないのは君達だけですよ
狸くんは私が預かっておきますから
早く闇の鏡の前へ」
中を恐る恐る見れば、自分達と同じ格好をした人達が
ズラリと並んでいる
フードを被っているので全体は見れないが
日本ではあり得ないようなカラフルな髪色で....
気のせいかな、女子いない気がする...
そして鏡の前に立ったのは私達ではなもう1人の
男の子だった
「汝の名を告げよ」
「....ユウです」
なるほど男の子はユウくんというらしい
鏡が喋った！？なんて突っ込みはもういれないからな！
「汝の魂のかたちは……分からぬ」
「へっ？」
伊吹が思わず声をあげたが...分からないって
これ私達もそのパターンなの？
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作者名：翠連華 | 作成日時：2020年5月31日 0時
