【スタミュ】〜私のプロデューサー生活〜3

118幕 ページ38

その日の夜




コンコンっとノックがされ
朱理かなと思ってあけるとそこにいたのは




「月皇....」



月皇「夜分に悪い、どうしても今日伝えないと思って」



「取りあえず中に入って」




__________



月皇side




寮に帰った後空閑達から聞いた
Aが俺の後始末をしてくれたこと、北原に言ったこと




あの時の言葉は本心じゃない
北原の言う通りただの八つ当たりだ




あの時は言えなかったけど、
今なら言えるそう思ったんだ...




A「月皇さ、間違ってたらごめん
なにかあった？」



「えっ？」



A「なんかスッキリした顔してるから
上手く言えないけど、しがらみから解き放たれたみたいな..」



その言葉聞いて俺のなかでストンと落ちた
あぁ、やっぱり敵わない




「A俺は、ランバートの影をやる...
無理矢理じゃなくて俺が考えて決めたんだ」



すると、Aは目を大きく見開くと
綺麗に微笑んで頷いてくれた




「それと、空閑達から聞いた
俺のせいで色々....あの時の言葉は本心じゃない..！
只の八つ当たりだった、本当にごめん」



A「顔上げてよ月皇
今回は魚住さんが言った通り私にも悪いところ
あったよ、それに月皇の口から直接聞けたんだもん
それで充分」




顔を上げると、何処かいまにも泣きそうな顔があって思わず抱きしめた




A「月皇..？」



「もう無理はしない、約束する」



A「うん、あともうあんな事言わないでね
.....流石にメンタルにくる」



「それに関しては本当にすまないとしかいえない」




お互い顔を見ると笑って
仲直りがすることができた

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