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グリム
「ほ、ほんとにここに入るのか？」
エース「ビビってんのか？」
イブキ「だっぜ〜」
なーんかさ、さっきから地味にハモったりして
仲良いよね君達？
こう思うの私だけ？？
猫くんは逆に強がりすぎて行動が荒くなってるし
成る程、こんな感じで色々やらかしたのか
ユウ「あの、クロードくん...」
「ん？」
肩をぽんぽんと叩かれて振り返ると
申し訳なさそうな顔をした魔力なしの子がいた
ユウ「その、本当にごめん
勢いで連れてきちゃって」
「いいよ、こっちも兄の退学がかかってるし
それに今までの様子みたら君は巻き込まれた方だろ？
そんなに気にしなくていいよ」
嘘ついてる感じは無さそうだし
苦労するだろうなぁ、彼
ユウ「ありがとう、僕のことよければユウって
呼んで欲しいな」
微笑みながら自己紹介をしてくれるユウくん
ここは呼びきりにすべき？
「僕もAでいいよ
クロードだと2人いてややこしいし」
葛藤の結果呼びきりにさせてもらうことにした
イブキ「....なーに2人で話してんだよっ」
後ろから飛びつくようにイブキに肩を抱かれる
「突然飛びつくな」
イブキ「イタイ、イタイ！」
阿呆の耳を引っ張ってユウから離す
グリム「オマエら早く来るんだぞ〜！」
エース「おいコラそこ！戯れんな！」
デュ「急がないと間に合わなくなるぞ」
ユウ「ごめんすぐ行く！」
炭鉱の中を歩いていると
猫くんはやっぱり怖いのか私とユウの間を
歩いている
イブキ「やっぱ中は暗えなぁ」
「もしもの時はペンで足元照らせばいけるだろ」
このまま順調にいけばいいんだけどなぁ
あれ、フラグたてちゃったかな
デュ「何かいる...！」
せんせーい、フラグ回収がはやいでーす！
先頭を歩いていたスペードくんが立ち止まり声を
かける
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作者名：翠連華 | 作成日時：2020年9月22日 23時
