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「ほ、本気でやる気だったのかよ」
「さすがにやりすぎだろ……」
「バ、バケモノだ……」
さっきのエースへの攻撃で寮生の表情にも
明らかに『恐怖』『怯え』の表情が浮かんでいた
そんな中でも...
リドル「は？トレイに魔法を上書きされた？ボクの魔法よりキミの魔法の方が優れてるってこと？」
今のローズハート寮長は自分の魔法が通用しない
ことでいっぱいいっぱいらしい
トレイ「そんなことあるわけ無いだろ
リドル、いったん落ち着いて話を聞け」
「.....ねぇローズハート寮長とトレイ先輩って」
デュース「あ、あぁそうかA達は知らなかったな
寮長と副寮長は幼馴染だそうだ」
イブキ「え、なにその新情報さっきから
俺だけ置いてけぼりじゃね？」
あぁ、通りでトレイ先輩が必死で止めるわけだ
「イブキ、後ろでバタバタしないで煩い！」
イブキ「なんでお前はさっきから俺にそんなに
厳しいの！？」
エース「そこ！兄弟喧嘩してる場合か！」
こっちで1年生どうしてワチャワチャしてる間にも
リドル
「ミもボクが間違ってるって言いたいの？
ずっと厳しいルールを守って頑張ってきたのに！
いっぱい、いっぱい我慢したのに！
ボクは......ボクは.....信じないぞ！！！」
学園長「いけないローズハートくん！それ以上魔法を使えば、魔法石がブロットに染まりきってしまう！」
リドル「ボクは……ボクこそが！
絶対、絶対正しいんだーーー！！」
ローズハート寮長は顔を真っ赤にしながら
喉が千切れそうなくらいの声量で叫ぶ
その瞬間、ローズハート寮長の魔法石が黒く染まり
黒い霧が寮長を包み込んだ
トレイ「リドルー！！」
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作者名：翠連華 | 作成日時：2020年9月22日 23時
