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ユウ「Aくん....」
グリム「お前も以外と呑気なんだゾ...」
「あれ声にでてた？」
ユウ「以外とはっきりと」
これ聞かれてたら不味かったな
ケイト「ガチでヤバいって！お前ら逃げろ！」
イブキ「ちっ、おいユウとグリム早く...！」
イブキの言葉が言い終わらないうちに
地面にがグラグラと揺れ始めた
イブキ「おいおい、何の冗談だよ」
グリム「うわわ……庭中の薔薇の木が全部浮き上がって行くんだゾ！」
デュ「お前達無事か！？」
「デュース....！君こそ怪我は？」
デュ「俺はなんともない！
それにしてもなんて大がかりな魔法なんだ！
まさかアレ全部で突っ込んで来る気か!」
イブキ「流石にそんなことはしねぇだろ....多分」
グリム「多分ってなんなんだゾ！」
リドル「薔薇の木よ、アイツの身体をバラバラにしてしまえー！」
ユウ「エースっ！！」
薔薇の木がエースに向かって飛んでいく
イブキ「くそっ、ここからじゃ遠すぎる！」
「避けて！エース！」
全員がエースが串刺しになると思ったその瞬間
パンッ
エース「.....あ、れ？生きてる？
なんだこれトランプ？」
「薔薇の木が全部トランプに...？」
一体誰がこんな魔法....それこそユニーク魔法とかじゃなきゃ...
ひょっとして..！
思い浮かべた人物を探してみつけると
トレイ「リドル、もうやめろ！」
やはりトレイ先輩がマジカルペンを構えていた
グリム「魔法封じの首輪が外れたんだゾ」
グルッと見回せば、イブキにエース、デュース
さっき首輪をかけられていた寮生達も首輪がなくなっていた
トレイ
「言っただろ、俺の『ドゥードゥル・スート』は
少しの間だけならどんな要素も上書きすることができる、だから....」
イブキ「えっ、えっ？何そのチート魔法？
え、何お前らみんな知ってんの！？何で！！？」
「イブキちょっと黙ってなさい」
リドル
「く.....っ！首をはねろ！首をはねろったら！
なんでトランプしか出てこないんだよぉ！」
エースの意見に賛同するのはちょっと尺だけど
本当に赤ちゃんが思い通りにいかなくて癇癪をおこしてるようだ
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作者名：翠連華 | 作成日時：2020年9月22日 23時
