・ ページ19
_____________
「いえ、全員無事に帰ってこれて何よりです
それでは学園長私はこれで、寮長に報告もありますので」
学園長「はい、このことは私からも上に報告
させていただきます、『貴方の素質は充分だと』」
「くれぐれもよろしくお願いします」
周りは意味がわからないといった表情だが
イブキには伝わっているだろう
それにこれ以上関わると本当にめんどくさく
なる予感しかないし
誤魔化しは兄上に任せよう
一礼して学園長室からさる
寮の入り口である鏡を通り抜け
少し足早になりながらある部屋を目指す
自分の部屋に帰らないのかって？
勿論帰るよ、早くシャワー浴びたいし、寝たいし
けどその前に.....
私は目当てのドアをノックもせずに開ける
「聞いてよ！イデアくん！！」
イデア「ど、どどどうしたであるかA！？」
部屋の主&我が寮長であるイデアくんに
今日の愚痴を聞いてもらわないと気がすまないの！
そのままイデアくんの髪に縋り付いて
今日あったことを事細かく伝える
その間イデアくんはずっと私の頭を撫でてくれる
いいお兄ちゃんだよね！
「〜っていうことなの！
こっちは目立ちたくないのに！信じられない
あのバカ！！」
オルト「大変だったね、Aちゃん」
イデア「それはお疲れとしかいいようがないで
ござるな、怪我は？してない？」
「うん、それは平気」
イデア「にしても、監督生.....とか
学園長も面倒臭いことをしてくれる.....」
オルト「その人達同じクラスなら
明日監督生って人が同じクラスになる可能性は
90％だね！」
「もうヤダ、自宅学習じゃだめなの
あっ、わかった存在を消せるユニーク魔法を作ればいいんだ」
こうなったらなんでもやってやる
ユニーク魔法の習得がぬずかしいとか知ったことか
イデア「A、おーいA、戻っておいて
そんなユニーク魔法は作れないけど....別の魔法は
教えてあげるから」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：翠連華 | 作成日時：2020年9月22日 23時
