【ツイステ】目立たないように頑張ります (ページ14)

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外に辿り着くとハートくんの
一言でスペードくんの口が随分悪くなる

エース「もう諦めて帰ろーよ
あんなんと戦うくらいなら退学でいいじゃん、もう」

デュ「なっ！？ざっけんな！退学になるくらいだったら死んだ方がマシだ！
魔法石が目の前にあるのに諦めて帰れるかよ！！」

スペードくん、優等生かと思ってたら...
無茶苦茶口悪くない？

エース「はっ、俺より魔法ヘタクソなくせになに
言ってんだか行くなら勝手に1人で行けよ
俺はやーめた」

投げやりでいうハートくんに対して

デュース「あぁ、そうかよ！
腰抜け野郎はそこでガタガタ震えてろ！！」

スペードくんは真面目...いや多分今のが素だな

エース「はぁ～～？？腰抜け？
誰に向かって言ってんの？」

茶化すように返すハートくん
だが、忘れてはいけない

イブキ「エースだろ」

ここにもう1人バカがいることを

エース「あ"？」

グリ「な、....なぁデュース
オマエなんかキャラが変わってる気がするんだゾ？」

恐る恐る猫くんが伝えると
スペードくんは咳払いをし取り乱したと言うが

中学までヤンキーだった...とかありそう

イブキ「とにかくさ、先ずは決めね？
魔法石取りに行くか、学園戻るか因みに俺は魔法石取りに行く」

「僕は君達の意見に合わせるよ
君達の『退学』がかかってるんだし、僕を除いて話しなよ」

退学の部分を少し強調して伝えれば
ハートくんは分かりやすく肩をはねた

デュ「僕も取りに行く
さっきも言ったが退学するなら死んだほうがましだからな」

グリ「オレ様は....お前らがどうしてもって言うなら
行ってやらないこともないんだゾ！」

ユウ「僕も....無一文で住む場所まで無くなるのは
嫌だから」

さて、こうなってくると....
全員がハートくんに視線を向ける

エース「....ったくわーったよ、俺も取りに行く」

視線に耐えきれなくなったのか
退学は流石に嫌なのか...何方にせよハートくんが
行く方向にいってくれてよかったよかった

最悪の事も考えてたけど、

ユウ「皆んなは大がかりな魔法は使えないの？」

「複雑になったり、大がかりになると
それだけ魔法は難しくなる」

イブキ「それを使いこなすために魔法学校が
あるんだぜ、一年の俺たちじゃそんなのは無理」

「でも、感覚でなら得意魔法は使える
イブキは炎、僕は氷みたいにね」

ユウ「となると...皆んなで協力し合うしかないのかな」