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「イーヒッヒッヒ
10年ぶりのお客様だ！」
「ゆっくりしていきなよ、永遠にね！」
グリム「ふぎゃぁぁ〜〜〜っ！！
でででた〜〜！！」
「えっ、ちょ！！」
猫くんは何故かゴーストを見た瞬間飛び上がり
私の顔面にクリーンヒット
ユウ「ちょ！？グリム離れて！！」
イブキ「Aが前見えないだろ！！」
ユウとイブキと私で3人がかりで離れさそうと
する....いや力強いなキミ！！？
たっくもう！仕方ない
私はペンに魔力を込めると
グリム「冷たっ！！」
「はぁーーっ」
ようやく離れてくれた
前方ではハートくんとスペードくんが
時間稼ぎをしていてくれたらしく
デュ「ゴーストを巻くぞ！！」
まさかの、魔法じゃなく物理(鬼ごっこ)で逃げる
イブキがユウの手を引き
私は猫くんを抱えてスペードくんとハートくんの
後ろを全力で追いかける
女子と男子の速さ考えろよ！！
と思わず叫びたいがそうもいかず
ちょっと反則だがバレない程度で風魔法を使わせてもらった
なんで得意魔法以外も使えるのかは
もう1人の兄上に基礎を教えてもらっているからで
チートじゃないんでそこんとこよろしく
エース「はぁ、もうついてきてないなか？」
イブキ「はぁ、はぁっ、おーう
こんなところで走るなんて夢にも思わなかったぜ」
全員でなんとか息を整えたあと
先を急ぐため歩き出そうとするが
デュ「だめだ、向こうにもゴースト達がいる
別の道から行こう」
エース「偉そうに命令しないんでほしーんだけど
大体、お前があんな馬鹿な真似をしなきゃこんなことになんなかったのに」
デュ「元はといえばお前が掃除をさぼったのが
原因だろう！」
イブキ「そうそ、真面目にしとけりゃ良かったのにさ」
......なんでそこで喧嘩始めるかな
エース「お前だって俺らのこと笑って見てただろうが！それに元はといえば最初にハートの女王の像を燃やしたのはそこの毛玉だぜ！」
グリ「ふなっ！オマエがオレ様を馬鹿にしたから
悪いんだゾ」
巻き込まれてるこっちの身にもなれよバカ
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作者名：翠連華 | 作成日時：2020年9月22日 23時
