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◇101話◇【弟Side】 ページ7










「そうそう、(人1)だんちょー、さっき、お城から凄い叫び声が聞こえたんだー」







先ほどの復讐と言わんばかりにちびっ子達の頭をわしゃわしゃ撫でていると、そのうちの一人がそんな事を言い出した。






「叫び声って、またサブマドの奴がなんかあったんじゃないのか?」






サブマドはよく叫び声、もしくは悲鳴を上げる。






アリババが第3王子として、王宮に居る間。彼の悪戯がよく発生していた。





悪戯って言っても、後ろから驚かしたりなどの簡単なモノだったが、サブマドには恐ろしいものだったようだ。






それでも、兄弟として親しくできるアリババを嫌わず、悪戯をされても驚いた後、苦笑しながらアリババの頭を撫でいた光景をよく見ていた。






























『また、アリババかぁ……びっくりしたよ』








『へへ〜、大成功!!』








『こら、アリババ、やり過ぎだ。サブマド、大丈夫か?』







『はい、いつもありがとうございます。(人1)さん』

























そんな記憶が蘇る。





だが、ちびっ子達はフルフルと頭を振って否定した。







「違うよう?サブマドお兄さんじゃなかったよ?」








ねーっと言って、周りがウンウンと頷く。







………サブマドお兄さん?







「え、なんでお前ら、サブマドの事を『サブマドお兄さん』って…」








「(人1)達が迷宮に行ってる間に、町の視察に来たんだよ」







「………マジで?」






「マジマジ」







カシムが説明してくれたが、その内容を聞いて、思わず聞き返した。







だって……あの、超対人恐怖症でバルバットで右に出る者はいないと言われているあのサブマドが、『視察』だと……?!







けれど、今はそれより別の事を聞きたい。








「サブマドじゃなかったなら誰なんだ?」









ちびっ子達に聞くが、知らなーいだのわかんなーいだの言って聞いた本人達もわからないようだ。





























仕方ねぇ…






















「直接、王宮に行ってくっか?」

















てなわけで、王宮にレッツGo!

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- 今までみた中で一番面白いですこれからもどんどん書いて行ってください (2015年10月4日 22時) (レス) id: b6c64fc5ff (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - あっ、私は、ジュダルとくっついてほしいです!!!! (2015年9月5日 18時) (レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - 頑張ってください!更新待ってますね( ^ω^ ) (2015年9月5日 18時) (レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - 弟すごいですね!かっこいいー!! (2015年8月21日 19時) (レス) id: 68560ee8d2 (このIDを非表示/違反報告)
kyuu@歌い手love(プロフ) - 氷魔法はサグルじゃなくてサルグですよー (2015年8月21日 18時) (レス) id: e51e41bcea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千夜一夜月 x他1人 | 作成日時:2014年11月30日 16時

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