◇100話◇【弟Side】 ページ6
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母さんとマリアムも揃って、俺は、アリババと共に迷宮攻略するまでの旅の話を聞かせた。
「でな？そりゃあもう金銀財宝なんて事で言い表せないくらい宝が溢れててな？」
「そうなの？！私も見て見たかったなぁ…」
「やめとけマリアム、多分そこまで辿り着くのに骸骨(ガイコツ)みるハメになるぞ」
「が、ガイコツっ？！まさか、そんなわけ…」
「いんや、カシムの予想合ってんぞ？俺もそこまで行く途中で見たし、ゴロゴロ転がってるやつ」
「嘘っ？！い、言わないでよ…！！余計想像しちゃう！！」
「真っ白ガイコツ、ゴーロ、ゴロッ♪」
「いやぁあああ！！」
「(人1)、言うなつったからって、歌うなよ……」
そんな感じで話していると、急にドアがコンコンと叩かれた。
「あ、俺が出る」
母さん達に座っているように動作をして、ドアを開く。
「「「「(人1)団長おかえりなさい！！」」」」
「ゴフッ？！」
「(人1)？！」
開けた途端、複数の小さな物体がどついてきた。
しかもピンポイントで、腹や鳩尾に。
やべ、意識飛ぶわー
小さな物体の正体は、町のちびっ子だった。
頭上からカシムの声がする。
「お前ら！！何してんんだ？！」
「あ、カシムにいちゃん！！」
「(人1)だんちょーが、かえってきたってみんな言ってたから」
「会いに来た！！って、あれ？団長？」
現在の俺の状況は、ちびっ子どもの奇襲を受けて意識朦朧状態。いやガチで。
そんな事は梅雨知らずと言ったようにちびっ子どもは大慌て。
「団長？！どうしたんですか？！なんで倒れているんですか？！」
「きんきゅーじたい！！きんきゅーじたい！！」
「「団長が、きしゅーを受けてやられたーーーー！！はんにんをほかくせよーー！」」
「「イヤ、お前らが犯人だから！！」」
このちびっ子どもの勘違いにとうとういても立ってもいられなくなり、カシムと共にツッコミを入れたのだった。
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玲 - 今までみた中で一番面白いですこれからもどんどん書いて行ってください (2015年10月4日 22時) (
レス) id: b6c64fc5ff (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - あっ、私は、ジュダルとくっついてほしいです！！！！ (2015年9月5日 18時) (レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - 頑張ってください！更新待ってますね( ^ω^ ) (2015年9月5日 18時) (レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - 弟すごいですね！かっこいいー!! (2015年8月21日 19時) (レス) id: 68560ee8d2 (このIDを非表示/違反報告)
kyuu@歌い手love(プロフ) - 氷魔法はサグルじゃなくてサルグですよー (2015年8月21日 18時) (レス) id: e51e41bcea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千夜一夜月 x他1人 | 作成日時：2014年11月30日 16時
