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◇118話◇【弟Side】 ページ25















「なるほど、理由は分かりました」





「はい、お騒がせして、本当にすみませんでした…」





全ての事情を説明し、シンドリア組の皆様の誤解を解いた後、俺はホッと息をついた。







だってさ、説明している間のジャーファルさん、むちゃくちゃ怖いんだよ?
眷属器構えたまま、ニッコリ笑いながら聞いてんだよ?下手すりゃ、眷属器で三途の川を渡るかもしれなかったんだよ?!






「でも、シンはいつ気づいていたんですか?この子が、アリババ君の兄と」



「あ、俺も気になりました」





シンドバットさんへのジャーファルさんの疑問は、俺も同じだった。





俺の記憶が正しければ、俺とシンドバットさんはこれが初対面の筈なんだけど…?






「いや、この町で金髪の子は、アリババ君と【霧晴れ】が有名だったからね」





「【霧晴れ】?」






シンドバットさんの口から出た【霧晴れ】の単語に首を傾げる。







「数十年前、まだスラムがあったこの国に突如現れ、スラムを消したと言う人物の通り名だよ」






そう言って、シンドバットさんは俺の方に体ごと向いた。






「君が【霧晴れ】だね?(人1)君」






「誰から聞いたんですかそれ……」





「此処へ来る前に、町の住人が話していたよ」







小っ恥ずかしいから言うなつったのに…





どうも、そういう褒め話が大好きな皆に苦笑が零れた。







そうそう、謝らないといけない2人が








「と言う事で、変な不安させてごめんな、アラジン、モルジアナ」







「いえ、理由がわかって安心しました」






「僕も、ホッとしたよ」








そう言って安堵の表情を浮かべる2人を見て、やっぱり申し訳なくなった。







































本当、心配させてごめん。

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- 今までみた中で一番面白いですこれからもどんどん書いて行ってください (2015年10月4日 22時) (レス) id: b6c64fc5ff (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - あっ、私は、ジュダルとくっついてほしいです!!!! (2015年9月5日 18時) (レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - 頑張ってください!更新待ってますね( ^ω^ ) (2015年9月5日 18時) (レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - 弟すごいですね!かっこいいー!! (2015年8月21日 19時) (レス) id: 68560ee8d2 (このIDを非表示/違反報告)
kyuu@歌い手love(プロフ) - 氷魔法はサグルじゃなくてサルグですよー (2015年8月21日 18時) (レス) id: e51e41bcea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千夜一夜月 x他1人 | 作成日時:2014年11月30日 16時

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