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「白龍が撫でられる役か〜、んじゃ、やっといで」








「嫌です!!なんで俺が撫でられる役なんですか!!」







いやいやと頑固に首を振りまくる白龍。白龍の肩をジュダルがポンっと叩く。







「諦めろ、確かこのゲーム、命令は絶対なんだし」







「……紅炎殿も、俺を撫でるのは嫌ですよね?!」







相手も嫌であれば命令は実行されないと思った白龍が紅炎に問いかける。








「嫌、別に構わん」







「そこは『俺も同じだ』とかなんとか言ってください紅炎殿っ!!」








「さすが紅炎、期待を裏切らないな」







「白蓮兄上も楽しまないで助けてください!!」







「白龍、皇子たるもの如何なる時も命令は聞くものだ……ククッ」







「白雄兄上に至って笑ってませんか?!そんなに俺が撫でられるのが面白いんですか?!」









姉上は!!と最後の頼みの綱である白瑛を見ると。









「ナデナデは気持ちいいですよ?」







見事にそう言われた。







「ほれ、みんな言ってんだから」







灰になりかけそうな白龍をグイグイと引っ張り、紅炎の前にまで連れて行くA。








連れて行った後、こっそり白蓮に耳打ちする。









「白蓮兄ぃ、白龍はなんで紅炎兄ぃに撫でられるのを嫌がるんですか?」








「あぁ、別に紅炎に撫でられるのが嫌じゃなくて、昔から紅炎の雰囲気が苦手らしい」






「雰囲気?」






「なんせ、白龍が初めて一人で紅炎と出会ったとき、丁度紅炎が歴史書を読んでいた時でな」







「あー、なるほど」






つまり、あのギラギラ貪欲モードで初対面したのか……小さい泣き虫の白龍が…









確かに、それはちょっとしたトラウマになりそうだな……とAは思ったのだった。

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(///ω///) - リクエストで、「煌帝国の人達に姉を奪い合いをする」っていうのできますか? (2015年12月29日 10時) (レス) id: 78af19d42e (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - あ!言い忘れてしまいましたが、↓これは、姉とのです!! (2015年9月5日 18時) (レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - リクエストで、ジュダルとイチャコラしたいです!!よろしくお願いします(^○^) (2015年9月5日 18時) (レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
愛巴 - 本編の方も楽しみです! リクエストで、皆の恋バナとかどうですか? (2015年5月1日 23時) (レス) id: 71c39c990b (このIDを非表示/違反報告)
紅覇LOVEリン!!(プロフ) - 本編の方も待ち遠しいのですが、信号機トリオと姉が出会ったらどうなるのかを見てみたいです! (2014年11月30日 8時) (レス) id: 947e9491d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千夜一夜月 | 作成日時:2014年8月17日 14時

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