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~Spring~ 1day ページ3
“縁談のお話が来たわ!”
朝早くお母様のそのような声で目覚めた。
その声はとても弾んでおり嬉しそう。
こんないつ死ぬかも分からない娘を貰って頂けるかもしれないんだ、それは喜びますね…
私は重い体を起こして立ち上がりお母様の元へ詳しい話を聞くべく向かった。
A｢おはようございます。お母様。｣
母｢あ、丁度いい時に起きてきたわ♪おはようA♪あのね、縁談の話が来たの!受けてみない?｣
縁談の話に嬉しそうなお母様を見て首を横には当然振れない。
私は“もちろんです♪”とお母様に微笑みかけ首を縦に振った。
縁談の日は明後日だそうだ。
体調を整えておかねばと思い 失礼します そう言い頭を下げると部屋へと戻った。
正直来ると思っていなかった縁談の話に少しだけ楽しみな気持ちになっていた
期待と希望を胸に女中が持ってきた朝餉を1人で頂く。
何故だかいつもより美味しく感じた。
珍しく全て食べ、元気が着いたので少しだけお庭に出て見る事にした。
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作者名：天野 空 | 作成日時：2020年12月19日 0時
