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「誰もそんなこと言ってない。
ただ心配してるの。
ね、スコープ、わかって？
一応計画たてておこう？
俺らもできるとは思ってるよ？
でも、もしできなかったら？
その時のために、ね？」
ぽろぽろと涙をこぼし始めたスコープを無視して、
4人で議論を進める。
全ての作戦のフェーズをまとめ終えて、
時計を見た時にはもう
朝の4時を過ぎていて。
泣いていたはずのスコープは
頬にその跡を残しながら寝てしまっていた。
「終わろっか。
スコープは部屋に持って帰るよ。」
「おっけ、ちょっとかわいそうなこと
しちゃったね。でも、仕方ないか…」
「いつ行くの？」
「スコープの状態次第かな。
まだ時間はあるから。
ちゃんと気持ち整理させてあげて、
それに、ほとんど作戦聞いてないから
教えてあげなきゃだし。」
「ねみぃ…部屋帰って寝よ。またね。」
ソニの一言で部屋から出て
自分たちの部屋へ向かう。
もちろん俺はスコープを抱きあげている。
軽いなぁ、本当に。
部屋についても起きる気配はなく
気持ちよさそうにすやすやと眠る姿は、
13歳という年相応で。
やっぱり普段は
気を張らせちゃっているのかななんて
ちょっと反省。
ベッドに寝かせて、
濡れタオルで頬を拭いてあげようと
離れてみると
俺の服を掴んでいて離れられない。
「仕方ないなぁ…」
もう一度抱き上げて移動させて
起こしてもかわいそうだ。
俺もそのまま
スコープのベッドにお邪魔して、
寝てしまった。
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奏楽(プロフ) - 読んでくださってありがとうございました。可愛いスコープを気に入ってくださったなら嬉しいです。続き、なんとなくですが書き始めています。未来のストーリーでもうささんって呼ばせようかなぁ…ラピッドに戻すのは確かに勿体無い気もしますね。 (2018年5月24日 7時) (
レス) id: c2e963b70a (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 私も続きがあるなら読みたいです！もう、いのやぶが最高すぎて、何度可愛い……と声を漏らしたことか。ラピットをうささん、と呼ぶところが特に好きです！ (2018年5月24日 0時) (レス) id: f1b28b9ed0 (このIDを非表示/違反報告)
奏楽(プロフ) - かころさん» ありがとうございます！これから構想練るので時間はかかると思いますが…気長に待っていてくださると嬉しいです♪ (2018年4月1日 8時) (レス) id: df5367a365 (このIDを非表示/違反報告)
かころ(プロフ) - 続き読みたいです！ (2018年3月31日 21時) (レス) id: 8b83e9b786 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏楽 | 作成日時：2018年3月24日 22時
