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Yabu side
目が覚めた。
夢の続きだろうか、吐き気は治らない。
体を起こした瞬間、
めまいとともに吐いてしまった。
胃の中は空っぽらしい。
胃液だけが出てきた。
「ん…」
伊野尾が起きてしまった。
「ちょ、大丈夫？」
背中をさすってくれる。
それから何回か胃液を吐き出し、
やっと吐き気が治った。
「ごめん…伊野尾、汚れてない？」
「大丈夫、でも、なにも食べてないでしょ？
昨日何か食べた？」
そう言われれば、
昨日は一日なにも食べていない。
朝は時間がなくて、
昼は食べる気になれず、
夜は忘れていた。
「ちゃんと食べないと、死んじゃうよ？」
ケラケラと笑いながらいう伊野尾に少し安心。
「わかってるけど…」
なにも言い返せない。
とりあえず、適当にごまかす。
「どうする？早めに行く？ってか光は？」
「起こす。その前に毛布だけ洗濯かけてくる。」
「いってら。」
のんびりマイペース、
それってこんなに心地よかったっけ。
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奏月聖夏(プロフ) - ありがとうございます。また、投稿することがあれば是非読んでください。 (2017年12月31日 9時) (
レス) id: 2c6cd7e724 (このIDを非表示/違反報告)
もー - すごい！続編楽しみにしてます！ (2017年12月30日 17時) (レス) id: 6fb8fb0ba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏月聖夏 | 作成日時：2017年12月25日 22時
