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須貝「さて行くか!」
髪がセットされ、いつものナイスガイな須貝が現れた
大きな須貝と小柄な鈴野の歩幅は当然大きく違う
しかし、鈴野は自分のペースを崩さずに歩けている
ひとえに須貝の気遣いのおかげだった
高校生の頃に急に部室のドアを開けられ、声をかけられた時の驚きと衝撃は5年経った今でも忘れていない
年上なのにとてもフレンドリーで明るい須貝に、まだ高校生の鈴野はよく懐いた
彼が話す超電導の話は、理系脳の鈴野にとって興味深い話題でその話で小一時間ほど話し込んだことも昨日のことのように覚えている
それから彼は東京へ帰ってしまったが、連絡はチョコチョコ取り合っていた
鈴野が東大を目指したのも8割ほどが須貝の影響といっても過言ではなかった
あくびをしながら自分の歩幅に合わせて歩いてくれる須貝の優しさは何年経っても変わらない
優しい先輩だなぁと思いながら2人でオフィスへと向かった
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なみだめ(プロフ) - 11のところ6面が6万になってましたよ (2019年10月22日 16時) (レス) id: 7cd0524e66 (このIDを非表示/違反報告)
笑葵 - 15の須貝さんの台詞で変なところがありました。 (2019年6月21日 23時) (レス) id: 9329784674 (このIDを非表示/違反報告)
笑葵 - 川上さんが壊したのは一段のやつですよね。夢主がやっていたのは三段ですよね。あのような文面だと川上さんが3段のを壊した。もしくは夢主が1段をやっていたと思われてもおかしくありません。あくまで私個人の意見なので気にすることはないのですが。 (2019年6月20日 22時) (レス) id: 9329784674 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 好きです!話の作り方がとても上手でうらやましいです!更新楽しみにしています! (2019年6月20日 18時) (レス) id: 9ae8281024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SeNa | 作成日時:2019年6月18日 22時