よんじゅーなぁな ページ9
「ぶはっ！！！！」
「マジかぁwwwwww」
「マジかよ爆豪！！！wwwwwwww」
……うわぁ、狗巻先輩まんまだぁ。
他のパンピーは２７８６８９歩譲っていいとして、君は真似しちゃだめじゃん！
汚れる……先輩が先輩じゃなくなるじゃぁぁん！！！
「笑うな！！！！ 癖ついちまって、洗っても洗っても直んねぇんだ、ってオイ笑うな、ぶっ殺すぞ……！！！！！！！」
いやそのツラで言われても。
BOMB！！！！！
「…あ、直った」
…ふっ、もう手遅れさ、既にスマホの待ち受けにしたから(きらんっきらっ)。
いやぁー、私って仕事の速いナイスガイだねはぁと。
待ち受けのコイツを愚痴トイレにしたろ。
「ーーーまぁ、一番変化というか、大変だったのは、お前らだな！」
え、私？？？
うふ、まぁ大変ではあったけどぉー、ほらぁ、私って仕事の速いナイスガイだしぃ？？？？
この椿ちゃんの手にかかればあんな呪れ
「そうそうヒーロー殺しな！」
「マジで命あって何よりだよな！」
「心配しましたわ…」
「エンデヴァーが助けてくれたんだろ？」
「へぇ！流石No.２！！」
……へぇそうですかぁふーん？！
「……………あぁ、そうだな、助けられた」
私だって、あの場で呪霊倒したんですけどぉ。
放置してたら君たち死んでたんですけどぉ？
ねぇねぇ。
「……でもさぁ、ヒーロー殺しの動画見たんだけどよ、執念っつーの？ なんかカッコいいっつーか、」
「執念？」
………え、なんで私の声だけこんなに響くのぉ。
なんで皆んなこっち見るのぉ？？？
その動画さん知らなかっただけじゃん、私大声出してないじゃあん！！！！！
これだからヒーローなんて嫌いなのぉぉ！！！
椿ちゃん泣くよぉ。
「……霧峰さん、ご存じないのですか？」
「しょ、職場体験でいっぱいいっぱいで…」
ホントはここで涙目しとけばイチコロなんだろうけど、私そんな演技ムリです悲しい。
「…贋作のヒーローに静粛を与えるため、信念に基づき行動している、と言ったことを宣言しているんですの」
………ヒーロー殺し、
絶対気が合うじゃんっっ！！！！
鼻声した私バカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！
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作者名：Sela | 作成日時：2022年5月27日 22時
