ごじゅーご ページ17
「え？ A組補習いるの？？」
「つまり赤点取った人がいるってこと？！」
「えぇ！！ おかしくないおかしくない？！？！」
「A組はB組よりずぅっと優秀なハズなのにぃ？？？？」
「あれぇれぇれぇれぇれぇれぇ？？？？？？？？？？」
……ほへー、補習とかあるんだぁ。
実技もあったらしいけど、何やらかしたんだろ？
悔しそうな顔がツボるよ、ぐへへへへへww
「でも八百万さん、」
「はい、？」
「確かB組にも一人、補習いたよね」
多分、相澤センセーが言ってた。多分。
「…………………………そ、そう言う君は確か、期末テストを休んだそうじゃないか！」
「受ける必要ないので」
「はっ？！？！？！」
「…そうだったんですの？」
えぇだってここの生徒じゃないし、別に、ねぇ？
ルールとかめんどくさいよ、呪力使えないし。
「……確かに霧峰さん、常にクラス４位ですしね」
「常に？？ 怪しいなぁ君、賄賂でも贈っているのかな？？？？」
…え、なんでコイツ、私がミカンに贈賄したって知ってるの？
ストーカーか気持ち悪いぃぃ！！！
だってさぁ、USJのとき、
呪詛師がいたなら仕留めておけぃ！！
これだからお前は！！！
→あ げ る(ハート)
→また機会はあるじゃろ、次頑張りたまえ
→はぁい(きらんっ)
最高じゃない？？
所詮、世の中、金だぁ！！！！！
「うるさいですね生徒たち」
「……騒げるのは今だけだからな」
「それにしても、何で私は同行しなきゃいけなかったんでしょうかね」
「頼んできたのそっちでしょ」
「……USJが襲撃された後、呪詛師がいた跡があったらしいな」
………ぴえん。
「今回はB組もいるっていうのに、私だけは鬼畜ですよねクソ」
「応援の術師、今からでも呼んで良いですか良いですよね」
「……お前口悪くなったな」
「私のことを知った口きかないでくださいカス」
「……………」
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作者名：Sela | 作成日時：2022年5月27日 22時
