ごじゅーよん ページ16
「何でだよぉ！！！！！！」
「雄英の林間合宿の日が、ちょうど重なるの」
「クソが！！！！！」
「…………椿、なんか口悪くなってない？」
「癪だけど上に同じ」
「まぁ…第一印象とは程遠いわね」
…なんで私が悪者みたいになってるのだっておかしいじゃんっ！！！
私を大事にしてよぉ！！！
「それは恋人の役目じゃない？」
「兄妹も役目あるしバカぁ！！！」
雪菜ちゃんはともかく、私一応、悟の義理の妹になってるんだからね！！！
「そうだったのか？！」
「……言ってなかったっけ」
こんなのが兄なんて死んでも嫌だ。
…ん？
えっとつまり、私は悟の妹になる方が、死ぬより嫌だ。
うん。
でも、今は悟の妹なんだから、つまり、、
「私、死んだ方がいい？」
「「「早まるなっっ！！！！！！」」」
「生徒がショッピングモールでヴィランと会ったんでしょ？」
「相変わらず情報早いよねぇ」
「…USJの時といい、嫌な予感がするよぉ」
「僕は、この前教えてくれた仮説であってると思うけど？」
「えぇ、ホントに？？ めんどくさい…」
「まぁでも、その為の任務だからね、」
「この前僕を襲った、あの特級呪霊とは無関係だろうけど、」
「ヴィランと利害が一致、かな」
「、確か、校内に設置してあったはずなんでしょ？」
「宿儺の指」
「まぁね、利害の一致した呪詛師が奪っていったと見て、まぁ間違いないだろうね」
「そんな中での林間合宿ねぇ。気をつけな」
「交流会１日目と被ってる、、助けは無いと思いな」
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作者名：Sela | 作成日時：2022年5月27日 22時
