家族が出来て11日目 ページ24
A視点
「(;つД｀)ｸｧ〜あれ？いつの間に寝てた？」
そんな事より早くお店の準備しねぇと。
「…………その前に風呂入ろ」
〜風呂場〜
ﾁｬﾎﾟ
「フゥ」
まだ傷は治んないな…………
「…………ホント、俺何がしたかったんだろ？」
この傷も俺が決断してラクラを庇ったから付いたもの。それがアイツが傷付かない最善の方法だったから…………髪を染めたのもラクラがイジメられない様にするため…………けど、
「結果的にラクラの精神が傷付いてるんだよなぁ。」
あれ？じゃぁ俺は？俺は結局何も出来てないじゃん、
「はは、……ごめん……………………ごめんな」
何も出来てなくて…………俺は所詮〈偽善者〉なのかもな…………
ｶﾞﾁｬ
〈偽善者〉………………俺は〈偽善者〉なのか？
………あーもういい
「守れるなら偽善者にでも何でもなってやる」
〜リビング〜
『あ！A!!』
「おう、どうした？」
pk「あ！A！A！見て見て！」
子供かよ………て、
「エプロン出来たのか？」
『そう！私の努力を見ろ！( ・`ω・´)ﾄﾞﾔｯ！』
黒のシンプルな生地に左下に花の刺繍、右下にはツタの刺繍が入ったポケット、右上の胸元には筆記体で〈Ajuga〉て、ピンクの刺繍がある。
『ちょっと着てみて！』
「お、おん」
あれ？
「紐が結構余ったんだが？」
『ん〜、前で結んどこ！』
「そうだな。…………ほい、出来た。」
こんなの似合うのか？
『やっぱり！似合ってる！』
pk「似合ってるよ。A！」
「そうか？父さんにラクラも似合ってる。」
pk「僕のは腰エプロンだね！」
『デザインは統一性を出す為に大体同じ様にしたよ！』
pk「ふふん♪僕専用！」
『私専用！』
なんだこれ？
「(*´ω｀*)ﾌﾌありがとな」
『！Aが笑った！』
pk「うん！やっぱり子供には笑顔が似合うよ!!」
へ？
「い、今、俺笑った？」
『笑った』
pk「完全に笑ったよ」
「う、あ〜///忘れろ！」
ハズい無理ハズい…………
pk「ハイハイwwそれじゃぁお店に行こっか！」
『うん！』
「わ、分かったよ。」
なんで俺がこんな目に……………
pk「A！行くよ〜」
「今行くー」
そう言って俺達は屋根裏部屋にある扉から町にある俺達の店、〈Ajuga〉に行く。
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秋ロベ - mamaiさん» mamaiさん「夏ナッツ&秋ロベ」の作品を全て見てくれてありがとうございます！ これからも更新していくので是非見てください！ (2021年8月6日 20時) (
レス) id: 6a3c9ab43b (このIDを非表示/違反報告)
mamai - 秋ロベさんも個人作品つくられたんですね！続編待ってますよ！ (2021年8月6日 18時) (レス) id: 849a19a681 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏ナッツ&秋ロベ | 作成日時：2021年8月6日 17時
