幻の家族を求めて

家族が出来て10日目 ページ22

ラクラ視点


『「ただいま〜」』


pk「お帰り。材料買えた？」


『うん！バッチリ！』


「父さん、勝手にお菓子作ってないよな？」


pk「Σ(；｀∀´)ｷﾞｸｯ！シテナイヨ」


片言になってる………


「はぁ、それじゃ俺は試作するから。」


pk「それじゃ僕は(「父さんは試食係」ﾊｲ」


『私は部屋に戻ってエプロンの作成に取りかかるね！』


「分かった。無理はすんなよ。」


『分かってるって！』




〜ラクラ自室〜


よし！


『やりますか！』









ｺﾝｺﾝ


『ん？はーい』


「晩ご飯だ。」


『え！もう？』


「もうって、七時だ。」


『あれ！ホントだ！今すぐ降りる！』


「あんま詰めすぎるなよ。」


ふー疲れた〜


si「主！降りましょう！」


『降りるか！』






〜リビング〜


『ウワ〜!!ハンバーグだ！美味しそ〜』


pk「でしょ！このハンバーグはAが作ったんだよ！」


「俺が作ったのはハンバーグだけだ。他のポトフとかは父さんだよ。」


pk「まぁまぁ、それじゃ！食べよう！」


全「「「「「いただきます」」」」」


うまぁ〜


『(*´ω｀*)ﾓｸﾞﾓｸﾞ』


pk「そう言えばラクラのエプロンは良い感じに出来てる？」


『うん！あと刺繍すれば完成！』


「そうか。あ、ちょっと試作品でミニパフェを作ったんだ。後で食べてくれないか？」


パフェ！


『もちろん！食べる！食べる！』









『はー美味しかった!!Aもいつの間にパフェなんて覚えたの？』


「それは別に良いだろ。まぁ、これはメニューに入れて良さそうだな。」


よし！私はエプロン制作に戻ろ！


『私は部屋に戻るね！』


pk「うん。エプロン制作頑張ってね」


『了解！』








『フゥ完成！』

左下に花の刺繍、右上にはお店のロゴ！あ、今更だけどお店の名前は〈Ajuga〉になったんよな〜。アジュガて言う花で父さんに由来聞いたら花言葉の〈心休まる家庭〉が元になってるらしい。


『ｸﾞｩ〜お腹空いたなぁ〜』


なんかご飯あるかな〜


ん？電気が付いてる？誰かいるのかな？


「(-ω-｡)ｽｰｽｰ」


あ、A


寝てる…………ん？


「ごめん………ね………………一人に……………しな…………………いで」


『はぁ、私には無理はするなって言うのに自分は無理をするのどうにかしなよ。』


もう寝よう。


『お休み、A』

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