【暗殺教室】人見知りの君へ【赤羽業】【浅野学秀】 (ページ19)

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19時間目～嘘～ページ19

カルマsaid

皆でイリーナ先生をいじっていたら、廊下から声が聞こえた。

『…それに私は…｢友達｣と言う単語が大嫌いなんです…』

華ちゃんの声だ、すぐに分かった。

それよりも今の言葉は、クラス全員に聞こえた。

茅｢えっ…？何今の…｣

杉｢今のって、華だよな？｣

前｢俺らと仲良くしないって言うことかよ!!｣

…違う…

俺は信じてる、信じたい。

ｶﾞﾀｯ

渚｢あっ！カルマ君!?止めた方が良いと思うけど…｣

ｶﾞﾗｯ

カ｢華ちゃんさぁ、なんでそんな思ってもない事言うの？｣

ﾀﾞｯ

カ｢あっ！華ちゃん!!｣

中｢…気になったんだけどさ、なんでカルマって華の事気にしてるの？いつものカルマなら絶対放っとくよね｣

前｢確かに、てゆうかあいつがああ言ってるんだから、俺らも無理に仲良くする必要なくね？｣

確かにいつもの俺なら、めんどくさいから首を突っ込んだりしない。けど今の言葉は本心じゃないって知っている

だからかな…華ちゃんの事をもっと知りたい、信じたいって思うのは。

烏｢皆すまない、あいつがああゆう言い方をしたのは色々訳があってな…｣

磯｢訳…ですか｣

烏｢あぁ、その訳は詳しく話せないが、これからも話しかけたりしてくれないか？そしたら皆に心を開くかもしれない｣

全｢…｣

磯｢分かりました。華が何か抱えているなら俺らが助けてやろうぜ！｣

前｢ハァー…分かったよ、あいつの素顔、見たいしな｣

渚｢前原君…その理由はちょっと(苦笑)｣

磯｢じゃあ皆、華が心開けるように頑張ろう！｣

全｢オォー!!｣

華ちゃん、待っててね。皆で助けてあげるから…