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「優ちゃんどう？旦那さんにすぐバレちゃったけど」
『まさか気づいてくれるとは思わなかったので驚きましたけど嬉しいです』
「優ちゃん照れとる、かわええな〜相変わらず旦那さんの話題はそうなるんやな、あれ初共演ではないよな？」
『そうですね、春にトーク番組で初共演したあと１、２回共演はしましたね。私は一緒に出るとどうしても照れちゃうんですけど』
「俺は彼女と共演嬉しいです。でも藤宮さん去年ゴチレギュラーだったし出演するとは思わなかったので最初疑いました」
「疑ってたのに当ててるやん。え、すぐ判った感じ？」
そこでＡＤさんがカンペを出してきて矢部さんが読む。
“ふくらＰが判ったと思われる瞬間の映像あります”
「おぉＶＴＲあんのっ！？」
え、もしかして呟いたの拾われてたのか？皆で映像を確認するとAが登場してすぐに俺が「え、いやまさか…」と呟いてるところが流れた。
「もう初っ端も初っ端やん！」
「え、凄っ！パッと見てすぐに判ってるじゃないですか！」
『ど、どうしてここで判ったの？』
Aが信じられないって顔して俺を見てくる。
「当然愛だよね」
得意気に笑って見せれば彼女の顔が染まる。恥ずかしいけど嬉しいって思ってくれてるのがわかる。めちゃくちゃ可愛くて抱き締めたくなるけどカメラの前だから耐えとく。
「優ちゃんと旦那さんはラブラブっちゅーことやな」
『お、岡村さんっ！からかわないでくださいっ』
岡村さんに言われてAが焦ってるし他のゲストの方も優ちゃん可愛いとか言われて照れまくって可愛い姿を晒している。しかもセクシーでキュートな魔女のコスプレだ。ちょっと嫉妬心も出てくるよね？こんなに可愛いAが放送されちゃうなんて、誰にも見せたくないなぁ。
「さあ久々に照れる優ちゃん見たからお開きとしましょうかね。ハロウィンモチーフのコスプレ最後はミラクルが起こったね。そのミラクル起こした福良くんからお知らせです」
矢部さんに振られて慌てて気持ちを切り替えて、カンペを確認してから番組の宣伝を口にする。
「是非観てくださいね」
にっこり笑って手を振った。スタッフさんのオッケーですの声とともに収録を終えた。ナイナイさんが話しかけてくださる。
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作者名：佐伯 | 作者ホームページ：
作成日時：2022年9月7日 19時
