pair days -episode-【番外編】 (ページ15)

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強引に彼女を抱えてベッドに落とした。その顔から伊達眼鏡を外してやって俺の眼鏡と共にサイドボードへ置いた。彼女はその間にベッドの上で慌てて後退る。彼女を見る視線に熱を込めてベッドにのしかかりながら首元に片手をやりネクタイをシュッと外してみせると彼女は、ふぁっ！？と慌てて両手で顔を覆って倒れ込む。悶えてる彼女可愛くない？

その両手を掴んで顔から外してやってシーツに縫い付けてあげる。抵抗出来なくなった彼女の瞳は潤んでるし紅潮した頬に口元は緩んでいる。だ、駄目と言いながらギュッと目を瞑る。

「何がだめなの？Aこっち見てよ」

『け、拳くんのいじわるっ！最初から分かってたでしょ』

「えーAが俺の黒シャツ黒ネクタイ姿に悶えてるなんて俺は分かんなかったけど？」

『やっぱり分かってるじゃないっ！』

彼女はパッと目を開けるけどやっぱり直視は出来なくて目を逸らしている。

「Aはそういういじわるな俺も好きでしょ？」

恥ずかしがりながらも、逃げられないと悟ったのか横を向いたままこくんと頷いてくれる。俺もAを愛してるよと囁いて耳をペロッと舐めてやると、ひゃあと声を上げて俺を見る。その唇に深いキスを落とした。漏れ出る吐息と艶のある声が耳をくすぐる。もうそういう気持ちに変化している、俺が大好きって顔をした彼女と甘い時間を過ごしたのだった。
　
　

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ぷらいべったー再掲です
この春くらいからたくさんべったーで書いたし1つくらい占ツクにも載せてみようかなと思ったので載せてみました。

あの格好良いふくらさんの姿にときめきまくった妹ちゃんでした〜
　