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side.izw
「あ、伊沢。鳳さんと話がしたいんだけど、コンタクト取れない？」
会議室にて、河村さんに推敲を頼んだ書類待ちの僅かな隙間時間。
Aはやってきた。
最近まともに休めていない俺の、数少ない、休息時間に。
……まぁこいつはそういうやつだし、悪気は無いのはわかってる。
だからといって、聞かれたくないからと言って、わざわざ医務室まで連行したのは許さん。
「……取れるけど。医務室にまで連行してきてまで？」
「当たり前。じゃあこの日空いてるか聞いてもらえない？」
「へいへい。もう戻っていい？」
やっと少し寝れる、と踵を返そうとすればガッと肩を掴まれる。
A、ほんと力強いな。
「いや、ベッドメイキングしてあるから寝ていいよ。疲れてんでしょ？」
俺は目を見開く。
「顔色流石に悪すぎ。化粧で隠しきれてない。河村とふくらに諸々の書類確認したら��提出分は問題無い��って聞いたし、残りのできそうなのは私がやるから」
＿＿＿＿＿だから、寝ろ。
Aさんはそう言って、俺を軽々とベッドに付き倒した。
これでも俺は筋トレが趣味だし、Aさんよりかは身長高いんだけど。
抵抗する間もなく涼しいクーラーと、程よい厚さと暖の取れる最高の掛け布団に挟まれてもうダメ。
昔から、保健室のベッドってよく寝れるじゃん。あの感じよ。
「おやすみ」
ホットアイマスクを俺の耳に掛け、彼女の優しい一言で俺は意識を手放した。
………いつだって、Aさんには叶わない。
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See.(プロフ) - ゆゆさん» コメントありがとうございます。他の作品まで見て下さりとても嬉しいです！めちゃめちゃ励みになります、更新頑張りますね！ (2020年8月16日 23時) (
レス) id: 1d0369df29 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - こんばんは、もうひとつの作品、[QK] 錯 視 世 界 に て 、も楽しく拝読させていただいております、ゆゆです！本作もとても面白い作品で更新が待ちきれない！ってくらい気に入っております笑(決して更新を急かしているわけではございません！) See.様、応援してます！ (2020年8月16日 22時) (レス) id: 91c48177af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：See. | 作成日時：2020年8月15日 22時
