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アンコールがおわって、無事終演。
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と言いたいところだが、
結局、アンコールまでドリンクはこなかった。
トニセンのドリンクを二、三口飲ませて
もらっただけで、それだけで
1公演を乗り切った。
さすがに、これにはこたえて、
廊下を歩いている途中
目の前が真っ白になって、耳鳴りがして、
みんなの声が遠くなった。
「……ごぅ。」
みんなに聞こえないように呼んだから、
トニセンと岡田は先へ行ってしまった
「おま、顔、真っ白だぜ⁉」
すぐに肩を貸してくれる。
「ごめんねぇ。」
「A、ドリンク来なかったの…？」
途中で振り返って戻ってきてくれた
健が、子犬みたいな顔で私の顔を覗き込む。
「……ん。」
でも、楽屋に行くまでの力は私にはなくて。
「ごめん、剛。トニセン呼んで……。」
誰かにおぶってもらわないと
歩けなかった。
しばらくして、トニセンと岡田が戻ってきた。
「ちょっと、そこに座らせて？」
長野くんが、近くにあったソファーを指して
坂本くんがわたしをおぶう。
「はい、スポドリでよかった？」
岡田が自分のであろう、
ペットボトルを差し出す。
この時間、ここはスタッフさんも通らない。
「脱水と貧血だね…………。」
「A、ドリンク来なかったんだよ……。」
健、子犬みたいなそんな顔しないでよ……。
「ちょっと、こいつ、病院連れてくわ。」
坂本くんの声がして、
俺も！とカミセンが声をあげたけど
「いや、長野と俺で行ってくるわ。
井ノ原、カミセン頼んだぞ。」
その声と共に、
坂本くんが再びわたしをおぶって
歩き出した。
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榛野 - 覇瑠さん» ありがとうございます！秘密が明かされるのは、まだまだ先になりそうですが、ぜひ、お付き合い下さい！！！ (2015年11月3日 16時) (
レス) id: 37d37d5c10 (このIDを非表示/違反報告)
覇瑠(プロフ) - 2人の秘密めちゃめちゃ気になります！更新頑張ってください(^_^) (2015年11月2日 22時) (レス) id: c7c1897a72 (このIDを非表示/違反報告)
榛野 - あやみさん» ありがとうございます！！そういってもらえて、すごく嬉しいです！ (2015年11月1日 19時) (レス) id: 83a964c4c5 (このIDを非表示/違反報告)
あやみ - 続きまっています。更新がんばってください。この小説大好きなので消さないでください。 (2015年11月1日 9時) (レス) id: 489ad03c35 (このIDを非表示/違反報告)
榛野 - あーさん。さん» ありがとうございます！！ 嬉しいです！ (2015年10月31日 17時) (レス) id: 37d37d5c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：榛野 | 作成日時：2015年10月27日 14時
