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いつものように、坂本くんの掛け声から
始まるコンサート。
こんなにも始まることに
恐怖心を抱いているのはこのツアーが
初めてかもしれない。
ステップを踏むごとに、
昨日の傷が痛む。
始まったばっかりだというのに、
目の前が滲む。
トニセンが歌っている時、
健と剛と岡田と裏に戻ってきて、
次の歌の準備をする。
「A下手やろ？俺、上手やっけ⁉」
「しらないよ！自分で覚えてよ！健！」
いつも裏は、こんな感じで慌ただしい。
「何‼岡田、下手でしょ⁉」
「もー、何やってんだよ！早くしろよ！」
いつもの場所でドリンクを渡してくれるはずの
スタッフさんがいない。
……あれ？
「まっちゃん！ドリンクわぁ〜？」
「ごめん！準備できてないの！Aちゃんの
分だけなくって。次ハケるときには
準備しとく！」
あーあー、スタッフさんもバタバタするような
ライブ、V6もやばいよね。
「ちょっと、おめぇ、急げよ！」
剛に腕を引っ張られ、
岡田の元に連れて行かれる。
あー、怖い。
出たくないよ。
目尻に滲んだ涙を
衣装の袖で拭って、
ステージへと足を進めた。
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榛野 - 覇瑠さん» ありがとうございます！秘密が明かされるのは、まだまだ先になりそうですが、ぜひ、お付き合い下さい！！！ (2015年11月3日 16時) (
レス) id: 37d37d5c10 (このIDを非表示/違反報告)
覇瑠(プロフ) - 2人の秘密めちゃめちゃ気になります！更新頑張ってください(^_^) (2015年11月2日 22時) (レス) id: c7c1897a72 (このIDを非表示/違反報告)
榛野 - あやみさん» ありがとうございます！！そういってもらえて、すごく嬉しいです！ (2015年11月1日 19時) (レス) id: 83a964c4c5 (このIDを非表示/違反報告)
あやみ - 続きまっています。更新がんばってください。この小説大好きなので消さないでください。 (2015年11月1日 9時) (レス) id: 489ad03c35 (このIDを非表示/違反報告)
榛野 - あーさん。さん» ありがとうございます！！ 嬉しいです！ (2015年10月31日 17時) (レス) id: 37d37d5c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：榛野 | 作成日時：2015年10月27日 14時
