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坂本Side
Aがアリーナでもみくちゃにされてて、
直感的には、これはあぶないって思った。
遠まわしに坂 ファンの人にやめろ、と
伝えたけど、聞こえてないみたいだった。
裏に戻ったとき、
カーテンで囲まれた、A専用の
着替えブースが目に入る。
さっきので、傷はいってんじゃねーか。
本当はこんなことしたくないけど、
声をかけてAのブースに入る。
転んだだけだから、と彼女は言うが、
ほんとのことを言ってくれているのか。
こいつのことを信じていないわけではない。
長野も言ってたけど、
頼り方を、甘え方を知らないから。
なんもなかったらいいけど、と思いながら
ふと、手に目をやると、
赤くにじんだ手のひら。
「お前…………この手、どした？」
触れようと思ったそのとき、
拒絶された。
「え？」
しどろもどろな嘘のつき方は、
昔から変わることはない。
確信したんだ。
こいつは、我慢してる。
でもきっと、今、俺が手を差し伸べたら
簡単に崩れ落ちてしまうだろう。
.
.
.
.
.
.
だから、オーラスまで、
我慢することにする。
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榛野 - 覇瑠さん» ありがとうございます！秘密が明かされるのは、まだまだ先になりそうですが、ぜひ、お付き合い下さい！！！ (2015年11月3日 16時) (
レス) id: 37d37d5c10 (このIDを非表示/違反報告)
覇瑠(プロフ) - 2人の秘密めちゃめちゃ気になります！更新頑張ってください(^_^) (2015年11月2日 22時) (レス) id: c7c1897a72 (このIDを非表示/違反報告)
榛野 - あやみさん» ありがとうございます！！そういってもらえて、すごく嬉しいです！ (2015年11月1日 19時) (レス) id: 83a964c4c5 (このIDを非表示/違反報告)
あやみ - 続きまっています。更新がんばってください。この小説大好きなので消さないでください。 (2015年11月1日 9時) (レス) id: 489ad03c35 (このIDを非表示/違反報告)
榛野 - あーさん。さん» ありがとうございます！！ 嬉しいです！ (2015年10月31日 17時) (レス) id: 37d37d5c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：榛野 | 作成日時：2015年10月27日 14時
