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不審を抱いたのは、
前半戦と後半戦をつなぐMCからだった。
曲がそれぞれの位置で終わって、
センターステージに戻ってくるとき。
私はテンションが上がりすぎて、
一階席の1番後ろまで走ってきてた。
「お前、どこまでいってんだよ〜！」
すでにセンステに移動しているイノッチ
が笑いながら言う。
裸眼では見えないけど、モニターに
映ってるからモニターを見て喋る。
「テンション上がりすぎたねー笑」
上がりすぎだろーよぉ、お前よぉ、なんて
いつも通りのトークを続ける。
アリーナのあるブロックに差し掛かった時、
今まで以上にファンの人たちにもみくちゃに
された。
「おぉおぉ、あぶねぇよ？笑」
坂本くんが、行き過ぎてると思ったのか
遠まわしに、やめろ、と呼びかける。
「生きてるかー？」
健も私を呼ぶ。
あいにく、
ファンとの距離は1メートルもない。
.
.
.
.
.
.
ほんの一瞬だった。
柵の下から何かが伸びてきて、
私はそれに引っかかってころんだ。
その拍子に、
たくさんのファンの人が悲鳴をあげたが、
私の周りの一部は、
素肌が見えない衣装の部分を
すごい力で押した。
30秒かそれだけの間で、
ここまでされるとは思わなかった。
「おめぇ、何してんだ笑笑」
起き上がった私に、剛が笑ったけど、
気づかれてないよね？
.
.
.
.
たった2ヶ月の間で、
あの噂が、とんでもない悲劇を呼ぶような
大変な噂になってたとは、いうまでもない。
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榛野 - 覇瑠さん» ありがとうございます！秘密が明かされるのは、まだまだ先になりそうですが、ぜひ、お付き合い下さい！！！ (2015年11月3日 16時) (
レス) id: 37d37d5c10 (このIDを非表示/違反報告)
覇瑠(プロフ) - 2人の秘密めちゃめちゃ気になります！更新頑張ってください(^_^) (2015年11月2日 22時) (レス) id: c7c1897a72 (このIDを非表示/違反報告)
榛野 - あやみさん» ありがとうございます！！そういってもらえて、すごく嬉しいです！ (2015年11月1日 19時) (レス) id: 83a964c4c5 (このIDを非表示/違反報告)
あやみ - 続きまっています。更新がんばってください。この小説大好きなので消さないでください。 (2015年11月1日 9時) (レス) id: 489ad03c35 (このIDを非表示/違反報告)
榛野 - あーさん。さん» ありがとうございます！！ 嬉しいです！ (2015年10月31日 17時) (レス) id: 37d37d5c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：榛野 | 作成日時：2015年10月27日 14時
