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簡単なダンスレッスンを終えた後、
話はコンサートについてに飛んだ。
健は、結構激しいレッスンをしたものの、
熱は下がってきてるみたい。
水しか飲んでないからか、汗が出ない。
坂本くんにも、不審がられるくらい
汗をかかなかった。
「今回のコンサートなんですけど、
握手会を取り入れようと思います！」
どこまで話が進んでるのか。
カミセンには聞かされてなかった話を、
坂本くんが延々と続ける。
「10年っていう区切りのいい年だし、
ファンの人と触れ合う機会を作ってみても
いいと思うんだ。」
「それ、いつの間に決まってた？」
剛が久々に坂本くんに刃向かう。
「あたしら、何も聞いてないよ？」
握手会のことだけだったらまだしも、
セットリスト、日程、重要なことの
ほとんどが決められてた。
「なんでセットリスト
勝手に決めちゃってんの？
ソロとか、繋がりとか、
各自で決めたいこととかあんじゃん。」
相談してくれなかった、って思いが
膨らむ。
いつもなら、こんなことどうってことないのに
ちょっとしたことでイラつく。
あの写真が頭の中でフラッシュバックして、
もう、どうしようもなくなる。
私の様子が変なことに気づいたのか、
剛が顔を覗き込んで、
私の肩に手を置いた。
「やっ…！」
怖かった。
キスの合成の画像とか、
楽屋に貼られた写真とか、
だれがやったかわかんないから。
だれを信用したらいいのか、
わかんなかった。
剛は手を拒んだ瞬間、
驚いた顔をしたけど、
「ちょっと、外で休んでおいで？」
剛は、敵じゃないのに。
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榛野 - 覇瑠さん» ありがとうございます！秘密が明かされるのは、まだまだ先になりそうですが、ぜひ、お付き合い下さい！！！ (2015年11月3日 16時) (
レス) id: 37d37d5c10 (このIDを非表示/違反報告)
覇瑠(プロフ) - 2人の秘密めちゃめちゃ気になります！更新頑張ってください(^_^) (2015年11月2日 22時) (レス) id: c7c1897a72 (このIDを非表示/違反報告)
榛野 - あやみさん» ありがとうございます！！そういってもらえて、すごく嬉しいです！ (2015年11月1日 19時) (レス) id: 83a964c4c5 (このIDを非表示/違反報告)
あやみ - 続きまっています。更新がんばってください。この小説大好きなので消さないでください。 (2015年11月1日 9時) (レス) id: 489ad03c35 (このIDを非表示/違反報告)
榛野 - あーさん。さん» ありがとうございます！！ 嬉しいです！ (2015年10月31日 17時) (レス) id: 37d37d5c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：榛野 | 作成日時：2015年10月27日 14時
